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トライバル / 夏元雅人(1)、願いを叶えるトライバルタトゥーの呪いに縛られた団地にやってきた高校生

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トライバル(1) (ヤングキングコミックス)

トライバル(tribal)は、「部族の」「種族の」といった意味を持っていますが、タイトルが意味するのはトライバルタトゥー。それぞれの部族であることをアピールするタトゥーのように、このマンガで登場するタトゥーは、とある団地の住人であることを意味する呪いでした。

能力バトルと、欲望が渦巻くドラマと霊能っぽい要素がミックスされたマンガ。主人公の玖我京介が幼い頃に過ごした団地で一人暮らしを始め、魔女にタトゥーを入れてもらうところから物語は始まります。

1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. 小学4年生まで住んでいた団地に戻ってきた玖我京介。引っ越してきた部屋の隣は幼馴染の笹宮ほのかの家族が住んでいました。ほのかは団地の呪いについて話します。契約した団地の住人は団地の外に長く出ていると殺されるという不穏な話を信じない京介でしたが、住人のタトゥーが体の表面で蠢き、広がる様子を見てショックを受けます。タトゥーは、願いを叶える代わりに命を危険に晒すものでした。

  2. ほのかは「コイツらに取り殺される恐怖にビクついて生きていくのはもう限界」と語り、京介の目の前で団地の呪いにより黒い幽霊のようなものに包まれて死にます。その後、京介は魔女と出会い、「団地の呪い・・あの黒い奴らをぶっとばす力がほしい」と願ってトライバルホルダーとなります。

  3. 団地には「トライバルで得た能力を犯罪に使ってはならない」というルールがありました。能力で自分の欲望を満たす男や、動かなくなった脚が治ったことに希望を見出す女など、さまざまな人間模様が明らかになっていきます。

  4. 京介の願いを疎ましく思って勝負を挑んできた的場という男との戦いで、京介のトライバルの能力が明らかになります。相手の本心を聞き出す力と、勝った相手のトライバルをリセットする力。

主人公の能力の設定からすると、全住民から命を狙われまくりそうですね。あえて言うなら、最初にタトゥーを入れた魔女が敵のような気がしますが、そんな描写もなし。

トライバル(1) (ヤングキングコミックス)

トライバル(1) (ヤングキングコミックス)

トライバル 1 (ヤングキングコミックス)

トライバル 1 (ヤングキングコミックス)

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