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奴隷区(4)、リュウオウの正体そしてSCMの開発者が出てきました。意外と最終勝者は犬のズシオウマルなんじゃないかな

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勝者は敗者を問答無用で奴隷にできるSCMという装置を巡る戦いを描くマンガ。4巻を読みました。

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どんなマンガかと言うと、SCM(スレイブコントロールメソッド)という口の中に着ける矯正器具のようなものに関わった人を描くマンガです。SCMを着けた者同士が勝負をすると、SCMから脳に電気信号が流れ、敗者は勝者の奴隷になります。

このSCMにはいろんな機能があり、SCMを着けた者同士が近づくと信号が出て互いに感知できます。勝負の方法はなんでも良くて、とにかく敗者が自分の負けであると認識した瞬間に電気信号により勝者の完全な奴隷になってしまいます。

最初は単純で、男が自らの性欲を満たすためだけに女を奴隷にしたり、自分をフった男を自分のものにするために女が使ったり、という感じだったんですが、より勝負に強いものが奴隷を独り占めしていきます。つまり目的が奴隷の獲得そのものに移ってくる。

もっとも多くの奴隷を持っているのがリュウオウです。名前だけしか分からなかったのですが、3巻の最後で姿が明らかになりました。幼い少年ですね。ただし、SCMの性質を熟知し知略に長けているのでかなりの強さです。

4巻ではさらに詳しくリュウオウの正体が明らかになり、SCMを開発した人が出てきました。

4巻のあらすじ(ネタバレを含みます。注意)

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3巻の続きで品川ゼロがリュウオウの奴隷になったところからです。そのリュウオウに対して、挑戦状が届きます。リュウオウの3人の奴隷を奪った人物のようです。

次は、港タキオというゲスい人物と渋谷サチというジュリアに嫉妬する女の話。タキオがサチに勝ち、自分の性欲を満たすためにSCMの力を使います。

そして、リュウオウの過去が明らかに。めっちゃ賢いのは間違いないですね。SCMの性質についてこれ以上ないくらい熟知しています。ジュリアを奴隷にし、自分の目的を語ります。リュウオウの目的は、風俗で働かされている母を助けること。母を風俗で働かせているヤクザの練馬ムサシに、ジュリアを使ってSCM勝負を挑ませますが、あっさりやり込められます。このヤクザもSCMを知っており、かなり頭が回るようです。リュウオウはこのヤクザを倒すためにお金と奴隷を集めているんですね。

次がズシオウマル編。ズシオウマルはエイアのペットです。2巻3巻でも何度か出てきましたね。マサカズ(ハゲのでかいやつ)を負かして奴隷にした犬です。こいつにSCMを着けたのが、SCMの開発者である墨田教授です。脳に作用する電気信号の研究者でしょうか。ペットの操作用にSCMを開発してたんですね。同じ研究室の世田谷が、この研究を横取りし、彼の欲望を満たす有意義な使い道として裏でSCMのバラマキを始めたみたいです。

ズシオウマルはSCMのルールを理解して、エイアを助けるために行動します。エイアとユウガのところにもリュウオウと同じ挑戦状が届きます。ユウガは敗北したみたいですね。

ユウガは最初期から出てきてましたけど、4巻を見る限り実は野心的な人物みたいです。今後の伏線になりそうなのは、ゼロがSCMの支配に一時的とは言え抵抗できるようなシーンがあったことですね。リュウオウが言っていた奴隷の第二段階も気になります。

相手に敗北を認めさせる、というルール下ではズシオウマルが圧倒的に強いように思うんですけど、どうですかね。人間の論理が通用しませんからね。

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