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夫を捨てます / あめのもりさえこ、育児をまったくしない夫と察してちゃん妻のサイコパス夫婦で子どもがかわいそう

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news.mynavi.jp

マイナビで連載している母親視点で夫との離婚計画を考える妻を描くマンガ。妻は35歳で、2歳の女児がいて、結婚4年目。

子どもが生まれてから育児休業中のようです。育休中→時短復帰→フルタイム勤務という流れ。あまり他人の家庭に口を出すのもアレですけど、仕事と育児を両立するに当たってはお互い負担に感じる部分を伝え合うコミュニケーションが必要不可欠ですよね。

フィクションともノンフィクションともつかない本作は、そういったコミュニケーション不足の夫婦にあって母親視点で離婚を決意していく様子が描かれています。世の中の兼業妻から見ると「あるある」な感じで、企業戦士の夫は我が身を振り返って反省を促すことを意図して描かれたんでしょうね。

私も一児を育てる父なので、一応読んで見ました。現在連載されている19話まででまだ離婚には至っていませんが、とりあえず感想を端的に述べると、こんなサイコパス夫婦に育てられる子どもがかわいそうだ、というもの。もちろんよその家庭に「かわいそう」などと上から語るのは、下衆であることをわかった上でね。

あらすじと感想(ネタバレ注意)

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まずは本当に赤ちゃんの時のエピソードから。うんちの時はおむつを変えない父、そして沐浴以外の育児はしません。少しずつ高まっていく「育児はオレの仕事じゃない」感。妻が赤ちゃんを連れて実家に帰ったら、家では酒浸りの生活。至らないことを詰問された際には声を荒げて、妻にDVであると感じさせます。そんな状態にも関わらず家にお客さんを招いた時には「仲良し家族」をアピール。

仕事に復帰してからも、子どもが急病になった時に休むのはいつも妻。時短でフルで働いたとしても給料が夫より少ないのだから、それも当然と言わんばかりの夫の態度。もちろん休日も育児などせずゴロゴロ。着実に離婚への意識が育っていきます。

育児参加をしない夫を「ATMと思うな」というほうがムリと宣う妻。父親が週末に育児をしないので、妻の育児はシングルマザーと変わりません。夫の服の洗濯や食事の準備があるために、シングルマザー以下かもという感想すら出てきます。離婚のためには経済的自立が必要→時短からフルタイム勤務となりますが、相変わらず家事は妻の仕事です。

19話まで進んで、ここからどうなっていくのか知りませんが、夫も妻も理解不能なサイコパスですね。少なくとも察してちゃん妻にはまったく理解を示せない。そして、夫は子どもを育てる義務があることをまったくわかっていない。この夫の状態で子どもを産んで育てようと思った妻も大概でしょう。このマンガ、何が伝えたいのかな、ちょっと気持ち悪いです。妻の不満のガス抜き?夫の啓蒙?

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