現代に蘇った稀代の剣豪宮本武蔵が、刃牙シリーズ恒例のモテモテっぷりと超人っぷりを発揮する「刃牙道」。
警察に連行された宮本武蔵は、警視庁内で渋川と戦い、剣なき状況にあっても比類なき強さを持っているのを見せつけます。相変わらず何がしたいのかよくわからない本部は、ホテルにいる勇次郎を「護る」と挑発。
その挑発された地上最強の生物こと範馬勇次郎は、とうとう武蔵の前に姿を現します。障子ごしでグニャグニャに揺らぐ空間描写。
10巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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勇次郎と武蔵は酒を酌み交わした後、外で向かい合います。武蔵の腰には大小2本の刀。武蔵が刀を構えると、勇次郎は真正面で刀身を掴みます。「豪気」と褒める武蔵に対して、「図に乗るな」と高速で叩きます。
勇次郎の一撃で彼岸をさまよったと話す武蔵は、掴まれた刀を振り下ろしますが勇次郎に掴まれた刀はびくともしません。逆に刀を振り上げて勇次郎を一本釣り。そのまま背負投げします。距離が開くと、足元を切り裂きに行きます。数少ない勇次郎が敵の攻撃を躱すシーンが拝めます。
武蔵の光速の切り込みに対して、勇次郎が手首を掴み急所に蹴りを見舞います。ダウンを喫した武蔵ですが、起き上がると武蔵は大小を徳川に返し、無刀で勇次郎に斬りかかります。これで決着、となったその瞬間、武蔵と勇次郎の間に本部が。本部は勇次郎をかばって斬られます。「この馬鹿ァ!!!」と言われて叩かれる本部。何しに来たんだ。
勝負なしとなってしまった勇次郎と武蔵はバーに繰り出します。仲良くなって日本酒の次はウイスキー。
一方、武蔵に斬られて勇次郎に叩かれて気を失っていた本部は意識を取り戻すと、徳川公に武蔵と立ち会いたいと申し出ます。徳川邸を出た本部の前に現れたのはガイア。本部を先生と呼び、いつの間にか弟子入りしていたようです。
煽りに煽った本部と武蔵の戦いはそろそろでしょうか。さっさと戦って負けろ、という読者の声が聞こえてきそうです。
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