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鬼畜島 / 外薗昌也(8)、滅びの子を巡って争い合う化け物家族の父と母

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鬼畜島(8) (バンブーコミックス)

前回のあらすじと感想

phmpk.hatenablog.com

化け物家族の母親とその娘アンナとカンナが登場し、増え続ける化け物たち。伏線を回収するように見せかけて、次々に新キャラが登場します。

8巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. 美しい老婆の顔から一つ目の化け物に変貌する母親。高久に顔から出た触手を突き刺して記憶を読み取ります。母親である真梨子グラッチアスは、バチカンの異端審問官という過去を持ち、島に調査の訪れたときに化け物の父親と結ばれていました。島に根付いた邪教を支配するサンタマリアと呼ばれる悪魔の存在を確信し、神の存在を証明するために「滅びの子」を産もうとしましたが、できたのはカオルたちできそこないばかりでした。

  2. 滅びの子を埋めなかったのは、父親が童貞ではなかったから。汚れた者同士では、滅びの子は産めないと言います。童貞と処女である高久とマリの間に滅びの子を産ませようとする真梨子。

  3. 一方、父親ヨゼフたちは、カオルと亜美の結婚式を行っていました。亜美の体にサンタマリアをおろして子供を産ませようとします。実は行きていた先輩がここで、練習台として登場し、マリにおりかけていたサンタマリアを引き剥がします。

  4. 夫婦それぞれが滅びの子を手に入れるべく争っていたという事実が明らかになり、高久とマリの間に子を産ませるのを邪魔された真梨子は、ヨゼフを始末しようとします。

化け物の殺戮→火力や武力を手に入れる→化け物同士の戦いと、うまく飽きさせない新しい展開を持ってくるのはうまいですね。亜美はあの父親なので、処女じゃないような気もしますが、ヨゼフの方はそれを知らないという設定なんでしょう。

鬼畜島(8) (バンブーコミックス)

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鬼畜島 8 (バンブーコミックス)

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