山賊ダイアリーが7巻で一度完結し、2016年に入ってからチャレンジした「魚突き」がメインのSSが始まりました。山賊ですが、舞台は海。他に「xxに泊まろう」シリーズで、高原と海辺が収録されています。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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2016年の夏、車を買った作者岡本健太郎先生は、ぶらぶらと車中泊。シュノーケリングをしつつ、魚を捕るために銃ではなくモリを調達し、魚突きを始めます。長さや強度のこだわりから自作モリを作り、フローターも自作。最終的に、キジハタをゲットするに至ります。
「高原に泊まろう」は、7巻の最後で構想していた、食料や水を現地調達する制約をつけたキャンプ。高原にある畑を手放したいという知り合いのおじさんから声をかけられたことがきっかけで、2泊のキャンプが始まります。芋を掘り、パチンコでヒヨドリを撃ち落とし、土鍋を使って水を蒸留と、いかんなくサバイバルスキルを発揮。
「海辺に泊まろう」は、鳥取県へ車中泊のたびに向かっている途中に車が故障したことから、海で野宿することにした話。最後の最後まで、歩いて10分のコンビニを使うこと無く水も食料も海で調達します。喉の渇きに耐えかねての、飲尿シーンも。
相変わらず、さまざまなウンチクと法令遵守の精神溢れた由緒正しいサバイバルの教科書っぽく読めるマンガに仕上がっています。海で取れる食材ということで、調理は刺し身とアラ汁に偏っています。手の込んだ調理はできませんからね。
- 作者: 岡本健太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/07/21
- メディア: Kindle版
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