生殖の非対称性から、男女の本能とそれに付随する行動を紐解く一冊。感情論ではなく、根拠付きでズバズバと厳しい現実(笑)が書かれていて面白いです。
一点だけ引っかかるというか、あまりいい書き方じゃないなと思う部分がありました。旧石器時代のくだりです。氏の主張はどれほど科学や文明が発達しても、私達の脳は旧石器時代のままだ、というものです。
続きを読む生殖の非対称性から、男女の本能とそれに付随する行動を紐解く一冊。感情論ではなく、根拠付きでズバズバと厳しい現実(笑)が書かれていて面白いです。
一点だけ引っかかるというか、あまりいい書き方じゃないなと思う部分がありました。旧石器時代のくだりです。氏の主張はどれほど科学や文明が発達しても、私達の脳は旧石器時代のままだ、というものです。
続きを読む2015年の元旦から毎年続けている1年の振り返りと戦略を連ねるエントリの2020年版です。
2018年は賃貸から持ち家になるというイベントがありました。
忙しかったです。もう・・・その一言しかありません。子どもたちを保育園に妻と分担して送り迎えしつつ、残業せずに仕事をこなして、空いた時間に勉強して。Googleに生存確認させるために、最低限の更新はしていましたが、もう全然だめでした。
徒歩30分ー>電車+バス、地下鉄ー>高速バスー>電車+バスー>車、という順番でほぼ一通りの通勤形態を経験しました。引っ越しは1回しかしていませんが、近距離ながら転職・転勤・異動etcがあったので、いろいろなパターンを経験することになりました。こうしてみると、車通勤がブログ更新との相性が悪いような気がします。当然ですが、最も快適なのは高速バスでした。電車とバス、地下鉄も漫画を読んだりブログを書いたりしてリラックスできていましたね。
徒歩と車は気持ちいい部分もあるんですが、ストレスが溜まることもあり、音楽を聞くくらいしかリフレッシュの手段がありません。あと、車だと聴き放題サービスでいろいろ曲を変えたりする余裕がなくて、ラジオ状態で垂れ流しで聞くしかないんですよね。良いなと思っても、後からどの曲なのかわからなかったり。
高速バス通勤の頃は本数が少ないので、30分くらい前から仕事を切りの良いところで終わらせるために緊張感が走っていましたね。車は好きなタイミングで出発できるので、やや終わりがダラダラしてしまって、おもむろに論文に目を通そうとしてしまったりして、良くない点もあります。
いろんな意見はあると思いますが、NISAから積立NISAへと切り替えました。ほったらかしで、海外株インデックスETFを積み立てています。個別株にもいくつか手を出しましたが、それなりに順調です。
とはいえ、車のせいでかなり生活費は膨らんでいます。これがなければ、もっと資産を増やせていたのにという思いはあります。給与は結構テーブルの上の方に来てしまって、ここから上げるには昇進試験をガチでこなす、あるいは転職する必要があります。そして、私の会社は時間給でコスパを見ると、昇進しない方が得なケースがままありまして・・。
すでに、妻は時短でいわゆるマミートラックなキャリアになってしまって、我が家はパワーカップルではありません。私の収入は増えていますが、子どもが資産形成の大きなハンデなのは否めません。少子化やむなしですね。
続きを読むKindleで無料だったので一応読めるようにしておいて、今更ですが感想を残すことにしました。予想取り、書かれている内容は、タイトルに集約されていて、2億円という謎の数字はともかく、「専業主婦は非合理的だ」という内容でした。これは、作者自身も語っているように、(あえて呼び捨てで)橘玲という人物に、専業主婦は損だという事実を書かせた時点で勝ちなんでしょう。
炎上させて、Kindleで無料にしても作者からすれば名前が売れればオッケー、専業主婦批判はタブーという状況に一石を投じられれば出版社の某女史も自分の意思を通せて御の字という作品です。未婚の女子はもちろん、結婚して専業主婦を養う可能性のある男子にも刺さる内容になっています。タイトルを言い換えるなら「専業主婦を持つ夫は2億円損をする」。以下は内容に触れますが、私は途中で読むのをやめてしまったことは告白しておきます。私が共働きパワーカップルの夫、という属性だったからでしょうか。
「1+1=2のような話」と予防線を張るくらい当たり前のことしか書かれていません。日本社会が女性に厳しいという現実を見た上で、それでも幸福になりたいなら専業主婦という選択肢はおかしいという提言です。子育てはアウトソーシングできますし、フリーランスなら会社という残業による忠誠心が求められる団体にコミットしなくて良いとアドバイスされます。著者には申し訳ありませんが(何度も橘玲氏自身が断っているので、自覚はあるのでしょうけど)、読まなくてもわかっていることばかりです。
続きを読む明けましておめでとうございます。このエントリをご覧になった皆様の2017年が良い年でありますように。
怠惰な私は、1年に1回くらいしか真面目に投資について考えません。投資活動は日々続けているんですが、アセットアロケーション、リバランス、長期的な展望について考えるのは今だけです。
「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読み返しています。トランプ大統領がチラッと不動産に言及したところで出てきていますね。まったく気付かなかった、というか認識していませんでした。インデックス投資ですが、個人投資家にとって最も大きな武器は時間であり、少数が大勝ちするプロもシロウトもいる相場にあって平均をとれるインデックス投資はいつでもベターな選択肢です。
世界に目を向けると、大きな出来事としては、
Brexitと呼ばれるUKのEU脱退
トランプ大統領当選
がありました。あらゆるマスコミや世論調査が間違えてたことや、知識層が考えるベターな選択がすべて否定された、という事実は重いですね。誰も未来を予測することなどできないという事が象徴されています。
個人的には、相変わらずほったらかしでしたが、個別銘柄でVMware(ティッカー:VMW)に投資しました。VMwareの株価が上がると信じているわけではありませんが、私の専門知識から、VMwareのビジネスにおけるポジションが競合に比べて優位であり、株価はそれを反映していないと判断しました。
続きを読む忘却探偵シリーズ7作目。眠ると記憶がリセットされる最速の探偵、掟上今日子の活躍を描きます。
「誰がために」と「叙述トリック」がメフィスト掲載、残り2編「心理実験」と「筆跡鑑定」が書き下ろし。タイトルには家計簿とありますが、家計簿に関係した話は出てこなかったような気がします。
「誰がために」と書いて「クイボノ」と読みます。意味は推理小説におけるワイダニットの逆で、誰の利益になるのかを考えるということ。
御簾野刑事が呼んだのは、どんな依頼も寝れば忘れる忘却探偵掟上今日子。山上のペンションで起きた殺人事件の謎を解きます。ペンションに泊まって夜に撲殺された被害者の女性、当日は大雪で外との人の行き来はなく、いわゆるクローズドサークルの状態でした。おのずと容疑者も限られ、
家族旅行の父、母、とその子ども2人の4人家族
カップルの男女
老夫婦
管理人の兄妹
という顔ぶれで子どもは幼いので除外して8人。しかし、容疑者は全員ペンションで顔を合わせたばかりで動機がありません。さらに、宿泊客や管理人はこれ以上ペンションに拘束するなら追加の宿泊費用を警察に払うよう要求してきていました。
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