刃牙シリーズのスピンオフ作品です。拳刃は、若き日の愚地独歩を主役に描きます。他に外伝は、花山やガイアを主人公にしたものがあります。花山が主人公のスカーフェイスはとても面白かったんですが、連載が中断したりタイトルが替わったりと、ちゃんと続くのか不安視しています。
本編は宮本武蔵が出てきて熱いですが、この拳刃もなかなかに熱い。本編に勝るとも劣らない圧倒的画力で描かれます。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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プロレスで、王者である力剛山と柔術家の範馬勇一郎の試合から始まります。圧倒的実力を持つにも関わらず、八百長で敗れた勇一郎に独歩が襲いかかります。さらに、勝利した力剛山に制裁と称して地下闘技場で独歩が試合を挑みます。徳川さん、全く変わっていませんね。
ここからは、独歩の独壇場です。並大抵ではない猛者に次々挑んでいきます。日本刀でわかっているだけで14人を斬り殺し、拳銃の使い手さえも倒す人斬りや、無人島に住む飢えた虎、盲目の達人。
最後は賭け試合の代打ちとして、70戦以上の戦歴を誇る柔道家に挑みます。ケンガンアシュラを彷彿とさせるセッティングですね。1巻を読む限りは、ライバルと呼べる存在に出会うことなく孤高で最強の存在。スカーフェイスのように、強大な敵が出てくるんでしょうか。
- 作者: 板垣恵介,浦秀光,宮谷拳豪
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/01/08
- メディア: コミック
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