高校2年の芹沼花依が、大好きなアニメキャラが死んだショックで体重を激減させると共に、なぜか骨格や目の大きさまで替わった美女に変貌。そこから校内の4人の美少年から求愛される生活が始まるという、一風変わった恋愛マンガ。自分が求愛されるよりも上記の絡みを見た時のほうが興奮するという腐女子の鏡なのが主人公の花依。
これまで、花依に積極的にはアプローチして来なかった六見遊馬ですが、兄の一馬が教育実習生として来訪してきてからちょっと心に火が付きます。「欲しい物は何でも手に入れる」の兄が、花依を狙う宣言をしたことで、自覚していなかった花依への思いに気づき始めています。
6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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遊馬が花依に告白しようとすると、危機感を覚えて邪魔し始めるイケメンたち。ド直球で思いを伝えようとしたキャラはいませんでしたね、今さらながら。妨害行為が男らしくないという事で、全員で屋上で花依に告白。その日は返事が出来ず。
花依は乙女ゲーの攻略感覚で、次週から順番に全員とデートした上で告白を受ける相手を決める、と言います。超上からの腐女子目線。果たしてそう言われた男子たちプラス二科は、それぞれ自分たちの思いを伝えながら全力で花依をエスコート。
そして、花依が返事をする日が来ます。花依が選んだのは・・・甲冑乱舞、略して「かちゅ☆らぶ」*1に出てくるキャラクターの朱(あかね)でした。誰やねん。
朱ちゃんへの熱い思いを語る花依。今季の新アニメに出てくるキャラクターで、主人公のお付きポジションながら主人公である殿、ライバルの幼馴染、かっこいい師匠とイケメンとどうからむか楽しみで仕方ないキャラとのこと。ちょっとよだれが出てますし、そのままグッズを買い漁るため遊馬たちは置き去りに。まさかの展開。
その後は、二科もかちゅ☆らぶを見て、朱ちゃんにハマります。しかし、ここから二科と花依との間に決定的な亀裂が。「殿✕朱」「朱✕殿」の逆カプ戦争に。逆カップリングっていう腐女子の間で定番の戦争の火種だそうですが、周りは完全に置いてけぼり。お互い「殿✕朱」「朱✕殿」で小説を書いて、閲覧数で勝負することに。勝負は結局二科の勝利となりますが、健闘をたたえ合って、殿と朱はリバということに。リバってのは受け攻めどっちでもOKのカップリングだそうです。なんじゃそら。
BLへの理解が深まっていきますね。うまく腐女子をネタにして話を作ってきて相変わらず面白い。
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*1:もちろん「と○らぶ」のパロディ