PHMPK.LOG

漫画、ゲーム、投資、育児

広告

ハカイジュウ / 本田真吾(17)、クローン製造装置を求めて大阪城へ、生きていた魅央の父親との再開

広告

ハカイジュウ(17) (少年チャンピオン・コミックス)

次々と巨大なバケモノが襲いかかってくるパニックホラーマンガ。14巻から第2部に突入。主人公は、エボルを父に持つ片足がバケモノ化した鷹代魅央(たかしろみお)。

3人の男女(キイチ、レン、ナナセ)と目的は違いますが、あべのハルクスに行くために協力することとなり、最大の難関と言われていた道頓堀を突破しました。

男女ペアでないと入れないとか、中にレンの婚約者を攫った人物がいるとか、トラブルの予感しかしないあべのハルクス。

17巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

広告

あべのハルクスには、内部に食料を生産する工場もあり、多数の人々が暮らしていました。あべのハルクスを治めるルシリアという組織の主は、ここを真世界(リワールド)と呼びます。

LEDを使った水耕栽培に、大型のソーラーパネル、小規模な火力発電所と至れり尽くせりな装備。あべのハルクスは、かつてスカイツリーと並ぶバケモノ対策用の特殊軍事施設でした。

魅央たちは、主に頼まれて大阪城へ行くことになります。最初は断るつもりだった魅央ですが、大阪城にあるのがクローン製造装置と聞いて目の色を変えます。魅央の名前を聞いて、この役目に適任だということでの頼みですが、何か含みがありそうな様子。

カドワキとソウマという2人の手練れも加わった6人で大阪城に辿り着くと、交渉の余地もなく大量の矢や大砲で攻め立てられます。城の中に侵入すると、甲冑に身を包んだ武士たちが次々に襲い掛かってきます。

戦いのさなか、魅央は武士たちが全員父親のクローンであることに気付きます。魅央たちの前に姿を現したクローン製造装置の持ち主は、魅央の父親のオリジナルでした。「なぜクラスター7から出てきてしまった」「あそこはおまえを守っていくシェルターに成り得た」と話す父の陽(あきら)。

陽は、ルシリアの主であるナルミの狂った野望のために、クローン製造装置は貸せないと言います。魅央は、弟の直輝を生き返らせたいと訴えますが、「死んだ人間を再生させても同じ記憶や人格は宿らない」「もはや別人」と取り付くシマもありません。クローン製造装置を使うために、陽に対する殺意を魅央が剥き出しにするところで17巻は終わりです。

ルシリアでいろいろ怪しい伏線があったことから、ナルミ率いるエボルたちとの戦いがこの後あるんでしょうね。住民に怪しい注射を施していたり、地下に化け物を閉じ込めた檻があったり、レンの大切な人の仇であるソウマが出てきたりと回収しないといけない伏線がまだまだガンガン広がっています。

ハカイジュウ(17) (少年チャンピオン・コミックス)

ハカイジュウ(17) (少年チャンピオン・コミックス)

ハカイジュウ(17)(少年チャンピオン・コミックス)

ハカイジュウ(17)(少年チャンピオン・コミックス)

関連エントリ

phmpk.hatenablog.com

phmpk.hatenablog.com

phmpk.hatenablog.com

広告

4月9日発売の新刊

ウロボロス 22: 警察ヲ裁クハ我ニアリ (BUNCH COMICS)

ウロボロス 22: 警察ヲ裁クハ我ニアリ (BUNCH COMICS)

広告