レトルトパウチ！ / 横槍メンゴ(3)、恵麻に続く処女四天王の喜多嶋ふみかが登場

ミラクルジャンプで連載中の横槍メンゴ先生の恋愛ギャグマンガ。

舞台となる学校は国立・衿糸(えりいと)学園。名前そのままに偏差値70を超える超エリート高校。しかし、この学校の目的は勉強じゃなくて恋愛。少子化で行き詰まった日本が、効率的にエリートの子孫を生産するためにこの学園を設立。学校を支配するのは、性交渉したものほど偉いという価値観。

主人公にして童貞の天我が鉄壁なのは、心に決めた人がいるから。その相手は、2年前に出会った松波彩葉でした。しかし、2巻で登場した彩葉はD.T研究所というところに所属して、恵麻と話した後に「ふーん、あの子が処女四天王か」なんて言ってたりして裏設定がありそうです。

3巻では、恵麻に続く処女四天王が登場してきました。この処女四天王ってネーミングはいったい誰によるものなんでしょう？

3巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

D.T研究所はこっそりしてるのかと思いきや、割と怪しげに堂々と天我を調査します。落としたハンカチがなぜか美女の巨乳の谷間に落ちていたり、屋上でご飯を食べていたらおもむろにお盛んなBGMが流れてきますが、天我はひょうひょうとした様子。「あいつはEDなだけ」という大悟に対して、彩葉は「天我は勃つよ」「私にしか勃たないだけ」と強気な発言。いったい何を研究してるんだ？

処女四天王の一角、喜多嶋ふみかが登場

相変わらずの衿糸学園には、講師としてカリスマAV男優のモーミンさんが実技指導にやって来ます。実技の挿入レクチャー相手に立候補したのは、喜多嶋ふみかという生徒。1学期だけで学年の9割が告白しているという天性のモテ女でした。小顔・巨乳・童顔・思わせぶりな態度・声というなんかエロイ属性をコンプリートしています。生々しい挿入レクチャーの様子にたまらず盛って教室を飛び出していく生徒たち。

しかし、先生は喜多嶋ふみかが処女四天王だと見抜きます。「やはりバレてましたか、音で」と話すモーミン、素股を音で見抜く有能な先生。「はやくこんな処女(モノ)捨てちゃいたい」「でもいつも・・・っ、なんでかできない」と嘆くふみかはめばえに弟子入りします。

狩りと称して海に飛び出してめばえ達。めばえと荒巻リカの2人が男あさりをスタートすると、ふみかの周りにも続々と男たちが群がってきます。モテるのって気持ちいいと自分に酔いしれるふみかに、「やっぱりふみっぺじゃん！」「かわんねーな男はべらしてー」と話しかけた男がいました。ふみかの幼馴染のカッチン。カッチンと話して「最後までできないっての、相手のこと好きじゃないだけじゃん」とズバリ本質を突かれるふみか。ふみかがずっと好きだったのはカッチンでしたが、そのカッチンにはすでに彼女が居ました。

やっぱり、処女四天王なんて称号だけが独り歩きして、誰も正体を知らないってのが謎設定ですね。天我にほんのり恋心を抱く恵麻の姿もありましたけど、心が通じ合って結ばれる展開は「クズの本懐」と同じくなさそうです。