「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子先生が描く、オーバークロックというPCを規格を超えて動作させることに執念を掛ける人たちのマンガ。ジャンプ改が休刊になりましたが、ヤングジャンプに移籍して連載が続いています。
主人公の奏は、ベテランのオーバークロッカー庄野さんと日本代表としてペアで世界大会に出場し、ワールドレコードをたたき出してデンマークを抜いて優勝。日本に帰ると、ミケの家にはハナの婚約者ぼっさんの姿がありました。
8巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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ぼっさんがミケの家にいたのは、新しいパーツやCPUを無料で提供して世界記録を取ってもらうためでした。世界大会で活躍する奏の姿を見て、同じ日本人が頑張っている姿に心打たれたぼっさん。翌日、海外メーカーが金にモノを言わせて記録を塗り替えるのをみて悔しいと思い、ミケと組むことを提案していました。
実家の火切グループのPCを請け負うBTO会社を買収し、販売する前のパーツやCPUで特別なものだけ選別するという剛腕ぶりを見せるぼっさん。お役御免とばかりに切られたハナは、ミケの家を飛び出していきます。
ここから、ミケ＆ぼっさんとハナ＆奏の対決になっていきます。ハナが自分のところに来たのに、奏はどこかうれしそうじゃないような。ミケのところを首にされた腹いせに奏に無理をさせていることを悔やむようなセリフを話すハナですが、奏は「オーバークロックをやるのは自分の意思」とどっぷり入り込んでいます。
ぼっさんは、実家のある長野でeekやミケ、奏が戦うためのオーバークロック大会を企画。長野県に帰ってきたときに、ハナがぼっさんでない他の男の家にいることを知った父と叔母はすぐさま東京へ。
ハナを親を追い返すために「妊娠している」と嘘をつきます。奏もハナを守るために、自分が妊娠させたかのようにふるまって拳骨を見舞われます。
オーバークロックという共通の戦いを中心に、みんなの人間関係がいろいろゴタゴタしてきましたね。しかし、ぼっさんとハナが結婚するルートだけはなさそう。
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