東京喰種はヤングジャンプで連載している石田スイ先生による、人間と喰種(グール)が生きる世界を描くマンガです。
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人・喰種が蔓延る東京。ある青年「カネキ」は喰種に襲われ瀕死となるが、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる。(Wikipediaより)
人間から喰種となったカネキの数奇な運命が本作の見どころ。最後は救いのある終わり方になるんでしょうか。最初は、人間と喰種の違いに悩み、人間の頃好きだった食べ物が全く受け付けなくなるほどまずくなったりするシーンをじっくり描かれていたんですが、徐々に人間と喰種の戦いがメインになっていきます。
カネキを喰種に変えた医師の嘉納を追って、地下研究所に侵入します。同じく喰種を討伐する警察の部隊であるCCGの面々も地下研究所に。そこでの戦いでカネキは喰種が共食いすることで生まれる赫者と呼ばれる存在になりかけます。
その後、独自に調査を続けながら、リゼを連れ去った四方についてウタに話を聞きに行きます。
12巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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四方の過去が語られます。四方は姉を有馬に殺されていました。ウタとともにCCGに襲撃をかけるも、有馬の圧倒的な強さの前に敗れ、トドメを刺されそうになった時に助けたのが「あんていく」のマスター芳村。その後、2人は行動を共にします。
亜門達のいるCCGには、取材と称して小説家の高槻が訪れます。亜門に地下施設について情報提供します。その情報から「CCGが人間を喰種化する研究を行なっていた」と推理する亜門。
カネキは四方、そして芳村の元を訪ね、疑問をぶつけます。そして語られる芳村の過去。やはり梟の正体は芳村でした。そして梟は2人いて、もう一人は芳村の子どもであることもわかります。かつて功善という名前で生活していた時に、人間の憂那と恋に落ちて、子どもをもうけた芳村。憂那は、子どもに栄養を送るために人間を食べていたとしか思えない描写がありますね。そして、2人はそれぞれ対立する人間と喰種の組織に所属していたため、芳村が憂那を殺していました。殺される前に「自分がいなくなって功善が一人になるのが心配」とまで言える憂那のクレイジーさが際立ってます。
梟もまた、人間と喰種の間で苦しみ、運命を呪っていたんですね。「あんていく」に戻ってきて欲しい、という呼びかけを受け入れるカネキ。
一方CCGでは、特別調査版により梟が「あんていく」にいるという情報がもたらされていました。次は、「あんていく」に戻ったカネキや梟とCCGとの戦いになりそうです。
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