ハルロック / 西餅(2)、ネコの挙動をTweetしたり、心拍数と連動したお化け屋敷を作ったり

秋葉原のパーツ屋やジャンク屋に通う電子工作に夢中の大学生向阪晴が主人公のマンガ。ただ女子と電子工作を組み合わせただけではありません。作者独特の変人描写とセリフのセンスそのものが楽しめます。

2巻でも相変わらずやらかしてくれますが、今回はなかなか人の役に立つものを生み出せているみたい。

2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

ネコに加速度センサーを付けて、RaspberryPiのプログラムでTwitterのAPIを叩くセンサネットワークを作成。ネコの挙動Tweetアカウントですね。これは凄い技術力。「お腹すいたニャン」「ゲロなう」「血で血を洗う抗争が勃発したニャン」とかリアルタイムでTweetしちゃいます。トイレとおしっこの回数が多すぎることから膀胱炎になっていたことがわかりました。これは珍しく完全に人の役に立ってます。

発泡スチロールのボールを風で浮かせるティーバッティングマシンも発明。これはもう売れてもおかしくないレベルですね。ふわふわ浮く玉を打つ技術をどこで生かせるのか知りませんが。

心拍数と連動したお化け屋敷も斬新ですね。今回もいくつかクオリティの高い馬鹿馬鹿しい発明があり楽しめました。地味にキャラクターの設定も深化してきています。しかし、ドライバーを持った晴に萌える六君の嗜好は理解不能です。