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少年Y / ハジメ / とうじたつや(6)(7)、角獣激突ゲームにドレミファ☆バナナ・ゲーム、ユズルの記憶が戻ってきた

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少年Y 7 (少年チャンピオン・コミックス)

次々に理不尽な命の選択を迫ってくる知能バトルマンガ。主人公のユズルが生き返らせたクラスメートは「間違った選択」で、ユズルに選択を持ちかけてきた黒幕(ディーラー)の息がかかっていました。

そのクラスメイト達が「グッズ」と呼ばれる不思議な力を持つ道具を使うゲームを仕掛けてきます。ユズルが最初に生き返らせた匡が、頭脳明晰で勇敢と完全に主人公を喰っちゃってるんですが、その匡に長谷川という男がゲームを持ちかけてきます。

「落石ジェンガ」と「痛覚逆転カード」を使ったジェンガ。普通のジェンガと違うのは、2種類のブロックのうちレッドブロックを抜いて積むと相手に隕石を落とせるところ。そして、痛覚逆転カードで匡とユズルの痛覚が入れ替わっています。隕石で手に大穴を開けられる匡。

6巻と7巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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ゲームが進んできて、タワーバランスが少しずつ崩れてきます。ノーマルブロックを積む匡に対して、リスクを負ってレッドブロックを積む長谷川。今度の隕石が火球で全身が大火傷。身を焼かれる痛みに悶絶するユズル。

さらに長谷川は痛覚逆転カードを使って、自信と坂井柚希の痛覚を入れ替えます。そして、レッドブロックを積む長谷川。隕石は回数を経るごとに凶悪になると語り、その言葉通り次の隕石はどうみても死亡確定クラスの巨大な大量の棘がありました。

ここで機転を利かせる匡は、ユズルを心配するメールを送るふりをして坂井にメールを送信。メールの内容は「自分自身に痛みを与えろ」というもの。捕らえられた場所から飛び降りた坂井の痛みで驚いてジェンガを崩す長谷川。隕石がぶつかる寸前に匡の勝利となります。

長谷川からは黒幕の名前を聞き出すことに成功します。カミサカトウヤという名前で、ユズル達のいる学校の生徒ではありませんでした。服部から聞き出した「参加者は黒幕含めて7人」という情報から、残る敵は黒幕を除いてあと一人。ということを考えているとユズルのクラスに転校生がやってきます。

ゲームに勝って手に入れた貝殻を使って失われた記憶を辿るユズル。山で集まっているユズルとカミサカトウヤ、ワビコ。ワビコだけは結構年上の女子高生。名前の由来は、ハンカチの名前の刺繍が下手でワビコとしか読めなかったから。カミサカは日光アレルギーであることがワビコから語られます。カミサカに着いていった2人が目撃したのは山の中に張ったテントの中で死んでいるホームレス。というところで記憶の再生は終わり。

次の貝殻を再生しようとしたところで、前述の転校生、円堂晴太がゲームを仕掛けてきます。卵の中から生まれる角獣を育てて戦わせる角獣激突ゲーム。ご丁寧に卵の中に入っていた説明書には、性格や能力差はプレイヤーの育て方で変わる、勝負は角獣が育った3日後、といったことが書かれています。取説に従って教育していくユズルとハルタ、成長していくそれぞれの角獣ハッカとヌガー。

3日後勝負させるはずが、双方ともに情がわいてきてしまって2日間遅らせることに。取説の「3日後に必ず勝負すること」という警告を無視します。すると、ハッカとヌガーは飼い主を超えて自分たちの存在する理由を知るほどまでに成長。ハッカはヌガーの子を妊娠、おなかの子を育てるために手当たり次第に動物を襲って喰い始めます。その様子を見て「自分たちは何も知らないまま戦って死ぬべきだった」と語るヌガー。2日後の2匹の衝突の結果は相打ち。しかし、死ぬ寸前にハッカから小さな角獣が新たに生まれます。

勝負はうやむやになりましたが、2つ目の貝殻で記憶を再生。ホームレスのおっさんは病で長くないことを悟り、カミサカにメモを残していました日食に山にある祠で何かが起こるから見届けてほしいというもの。「太陽を嫌う君にはその資格がある」という意味深な言葉。

最後の黒幕の協力者は前振りもなく匡の前に現れてゲームを持ち掛けます。生き返ったクラスメイトの吉井、なんですが顔が包帯に覆われています。「ドレミファ☆バナナ・ゲーム」というバナナが出したお題に合うものを制限時間10秒内にゴミ箱に入れるというシンプルな古今東西ゲーム。10秒を超えると負けでゴリラに殴られます。ゴリラは少しずつ教室に近づいてきて、ゴリラが扉を開けた時にバナナを持っていても負け。

「いずれにしても必ずゴリラはどっちかを殴るわけだ、ゴリラっていうのはいわゆるゴリラのことか」

「ゴリラはいわゆるゴリラとは違うがまあゴリラだ」

何このやり取り。

勝負が始まって、お題のものを交互にゴミ箱に入れていく2人。黒いもの、丸いものといったお題をクリアしていきますが、吉井は自分の髪の毛をむしり取って入れたり、目玉をくりぬいて入れたりと人間離れした行動。

さらに難易度が高くなって、より大きな丸いものというお題に。相手が前に入れたものより多くくて丸いものを入れないとダメ。ゴミ箱いっぱいになる生首を投入する吉井。ゴリラに殴られるとゾンビになるんですね。匡は時計を入れようとしますが間に合わず、間一髪で太陽光を反射して入れます。生首よりも大きい太陽。勝利して3つ目の貝殻をゲット。

その貝殻の記憶を再生させると祠に入ってから、光の扉をくぐって豪邸の中に行き、グッズと出会ったことを思い出します。寝る前に部屋にいるユズルに話しかけるシーンが出てくるんですが、お姉さんのカバンにつけられた名前の「MIZUHO」という並びが気になります。これって上下逆にして下手にするとWABIKOになる?

7巻の最後は、坂井柚希にワビコがゲームを仕掛けてくるところで終わります。見た目は同じでも地面に降りるとどこまでも落下してしまう世界で風船を追いかけるゲーム。ワビコは坂井の持つ秘密の箱を取り返したいようですが。

時間の8巻で完結なんですが、どんな結末が待ってるんでしょう。唐突に挟まれたお姉さんが出てくるシーンはいかにも怪しい。

少年Y 6 (少年チャンピオン・コミックス)

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