次々と巨大なバケモノが襲いかかってくるパニックホラーマンガ。14巻から第2部に突入しています。第2部の主人公、鷹代魅央(たかしろみお)は右足がバケモノと一体化しています。
バケモノを食料とする地下の大規模実験施設クラスター7でバケモノに変貌したクラスメイト達と戦った後、地上に進出。人間の形をしたバケモノに襲われた時に、3人の男女(キイチ、レン、ナナセ)に助けられ、共に100人以上が暮らすコミュニティのある「あべのハルクス」を目指すことに。
16巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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あべのハルクスに至る道で最大の難関は道頓堀。バケモノを喰ってバケモノになってしまった変異体(ヴァリアント)と呼ばれる人たちと、純粋なバケモノたちをうまく引き付けて道頓堀でぶつけます。
その戦闘の脇を縫って道頓堀を突破しようとする4人でしたが、番人に見つかってしまいます。かつて、キイチが仲間と道頓堀を突破しようとするときに大勢の仲間を殺したのもこの番人と呼ぶ化け物。道頓堀から吸い上げた水を高圧で噴射して、変異体も化け物もまとめて吹き飛ばします。16巻の表紙にもあるように、頭部に大量の目玉があって360度死角はありません。
隙は、一度超高圧の水を噴射してから、次の水をくみ上げるまでの一瞬だけ。レンのサポートもあり、魅央がその一瞬の隙をついて情報から近づき、頭部を真っ二つにして番人を撃破します。しかし、足に大穴が開いて重症を負います。
傷を治すために、魅央はバケモノの肉を食べることを決断。変異体がバケモノを喰って体を再生させるのを見ていました。グロい見た目の肉なんですが、イヤイヤながら口に入れた魅央の顔が一瞬にして恍惚となります。そして足が再生。
再びあべのハルクスを目指す4人に今度は、動物の変異体が襲い掛かってきます。天王寺動物園の動物たち。地味に梅田→アメ村→道頓堀→天王寺とちゃんとまっすぐ縦断していますね。巨大な象のバケモノに追いかけられつつも間一髪あべのハルクスを牛耳るルシリアの統治範囲に到達します。
入ってすぐ、門番にその足から変異体を疑われる魅央でしたが、首領っぽい人物が魅央を「エボル」と呼び、門番を止めます。
とうとうあべのハルクスに到着。男女ペアで入れないとか、中にレンの婚約者を攫った人物がいるとか、トラブルの予感しかしないあべのハルクス。人体実験のにおいがします。それにしても、話が進まないのは相変わらず。地上に出てきてからも、これでもかっていうくらい変態バケモノとの戦いが目白押し。描いてて楽しいんでしょうね。
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