喰種だったカネキが、CCG捜査官のハイセに生まれ変わって始まった第2部「東京喰種:re」。
ロゼの正体が巨大財閥を有する月山家であることを突き止めたCCGは月山家に突入しました。アオギリの樹の喰種も登場して、大規模な戦闘が各所で始まっています。
単独屋上に向かったハイセは、脱出しようとしている習と会います。大勢の犠牲で自分を逃がそうとしてくれている月山家の思いに報いるため、ハイセに向かって行く習。そこに凶悪な強さを携えたカナエが乱入。最後は隻眼の梟エトまでハイセに襲いかかってきます。
6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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月山家を巡る戦いに決着
カナエに追い詰められ、瀕死となったハイセが、精神世界で子供の姿をしたカネキと会話をする描写。直後、「夢はもういい」という言葉の上に「おやすみハイセ」というルビが振られたセリフから、ハイセの様子が一変します。
カナエの腕を引きちぎり、頭に鉄パイプを突き刺すと、傍観してハイセの様子を笑っていたエトに襲い掛かります。余裕をかますエトでしたが、ハイセの一撃で下半身が消し飛び致命傷を負ってビルから落ちていきました。
エトの残された体を食べて負傷を癒すハイセ、ここからハイセの髪がずっと黒で描かれています。ハイセではなくカネキに戻ったということでしょうね。カネキに戻ったからだと思いますが、月山習には直接とどめを刺さず、ビルから突き落とします。その習を追ってカナエも飛び降り、カナエは習の命を救って自らは死にます。
落ちた習を回収したのは、堀チエの連絡を受けたトーカと四方でした。さらに、拘束されたはずの父観母も、護送車から脱出して、堀チエと合流していました。
月山家を巡る戦いはこれで決着となりましたが、キジマ班の旧多は結局仲間のCCG捜査官を敵喰種もろとも皆殺しにしていくシーンがありました。6巻の表紙にもあるように、今後どんどん表に出てくる重要キャラという位置づけでしょう。
SS級喰種のノロは、不知が犠牲となりますが瓜江がトドメを刺します。
高槻泉に迫るハイセと旧多
月山家との戦いを終えて、CCGの組織体制にも変化が生じます。瓜江がクインクス班の班長となり、和修政のもとで戦果を挙げていきます。ハイセはエトを退けた戦功もあり准特等捜査官になり、旧多と組んでエトを追います。
追うと言っても、ハイセはエトの正体を高槻泉と確信していて、出版社の人間に接触して高槻泉の正体を探っていきます。担当編集の塩野を拘束し、冷蔵庫の中に人肉らしきものがあったという証言を引き出し高槻泉の身柄を拘束。
意外にもあっさりと捕まった高槻泉こと本名芳村エトは、最後の作品についての会見を開かせてもらうよう掛け合い、そこで自らが喰種であることを告白します。
あっさりと捕まったエトですが、このまますんなり終わるとは到底思えません。次は、アオギリが拠点にしている流島にいる喰種たちとの戦いですね。
謎の多い旧多に命令を下していたのは「V」という組織。有馬もまたVの指示のもとに動いている様子。2人に上の立場から話しかけていたのが、あんていく戦の前に功善の前に現れた芥子という男でした。喰種とCCGの両方にまたがるすべてを裏で支配している組織っぽいですね。
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