動画編集に使用しているaviutlの使用方法を記します。テクニカルな編集は行っておらず、不要なシーンの削除とサムネイル作成のみの説明です。インストールやプラグイン導入については触れません。ここではx264用のプラグイン導入済みのaviutlを用いています。
起動
aviutl.exeを実行します。
動画の読み込み
「設定」>「拡張編集の設定」で横長のレイヤーが縦に並んだウィンドウを開きます。
拡張編集の設定で開いたそのウィンドウに動画ファイルをドラッグ&ドロップします。
「新規プロジェクトの作成」ウィンドウが開くので、「読み込むファイルに合わせる」にチェックを入れて「OK」を押します。
編集で不要なシーンをカット
カットしたいシーンの区切りまで、「拡張編集の設定」ウィンドウのバーまたは、メインウィンドウの下のバーで移動し、近い所まで来たら「拡張編集の設定」ウィンドウ上の時間表示で細かい時間指定したい場所をクリックします。
右クリックで「分割」して、消したい方の動画の方を右クリックして「削除」します。
時間の空白部分を埋めるようにドラッグ&ドロップしてから、右クリックで「範囲設定」から「最後のオブジェクト位置を最終フレーム」をクリックします。(この操作なしだと、削除した動画の空白部分が真っ黒な動画になってしまいます)
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動画を保存
「ファイル」から「プラグイン出力」を選び、「拡張 x264出力(GUI) Ex」でファイル名を指定して保存します。
サムネイル画像の作成
シンプルに文字のみを挿入するサムネイルを作成します。
編集で不要なシーンをカットするときと同様に、細かい時間指定でサムネイルを作成したい場所をクリックします。
右クリックで「メディアオブジェクトの追加」から「テキスト」をクリックします。
「テキスト(標準描画)」ウィンドウの一番下のテキストボックスに、サムネイルに挿入したいテキストを記入します。そのウィンドウの各種項目を設定して、文字のサイズやフォントを決定します。
メインウィンドウで右クリックして「クリップボードに出力イメージをコピー」をクリックします。
ペイントを起動してクリップボードにコピーした画像をペーストして、PNGファイルをサムネイルとして保存します。
動画編集の終了
「ファイル」から「閉じる」をクリックします。(この操作なしだと、次に編集したい動画をドラッグ&ドロップしたときに、邪魔になります)
動画編集の途中の状態を保存
「ファイル」から「編集プロジェクトの保存」をクリックします。保存した途中状態を開く場合は、「ファイル」から「編集プロジェクトを開く」をクリックします。編集プロジェクトは拡張子aupのファイルです。
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