最ッ高にクールな新連載がヤングマガジンサードで始まりました。横田卓馬先生作画の「ダンゲロス1969」。戦闘破壊学園ダンゲロスの世界の過去、1968~1969年に繰り広げられた魔人たちの超能力バトルが描かれます。舞台となっている1969年はちょうど日本で学生運動が盛んだった頃。 phmpk.hatenablog.com
武富健治先生作画でも見てみたかった気もしますが、戦闘破壊学園ダンゲロスでも魅せた横田先生の締まった作画が相変わらず素晴らしい。
1話のあらすじと感想(ネタバレ注意)
最初に登場する魔人、山下一郎(仮)の紹介が以下のような感じなんですが、これが雑誌の巻頭で描かれるというだけでワクワクしませんか?
「魔人公安」所属の"魔人"警官山下一郎(仮)の能力は、その名も"ネイキッドガン"!!
常にまるだし状態の己の一物から強粘着性の精液を弾丸の如く射出する能力である!!
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1968年3月、防犯課の刑事石動は、上からの命令で魔人公安との合同捜査でフリーライターの灰賀ウェイという男を追っていました。組むことになった魔人公安の刑事が上述の山下一郎(仮)。初対面で下半身丸出しに加えて一物が屹立しており、石動はあっけにとられます。
灰賀ウェイが関係者と会う様子が目撃されていた学生団体「魔人解放インターナショナル」の事務所に捜査に訪れた2人。石動の制止も効かず、魔人インターに飛び込んだ山下一郎(仮)は、手に持つ銃と下半身の二丁拳銃でまたたく間に学生たちを射殺していきます。匿われていた灰賀ウェイも問答無用で射殺し、石動に「僕たちが駆けつける前に灰賀さんは、"魔人"学生に殺されてたんですよ」と言い放ちます。
魔人公安が学生運動を取り締まる側で、罪をなすりつけようとしているわかりやすい構図から始まった第1話。いきなり発動する能力がヤバすぎです。マンガにしてここまで面白いのに、原作が出版社からの出版が叶わずKindleのみになっちゃったのは本当に残念ですね。
- 作者: 架神恭介
- 出版社/メーカー: なし
- 発売日: 2015/10/12
- メディア: Kindle版
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2話のあらすじと感想
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