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今際の路のアリス / 麻生羽呂 / 黒田高祥(8)、明かされるキーナの過去、今際の路を脱出して記憶を取り戻すアリス

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今際の路のアリス(8) (サンデーGXコミックス)

6巻と7巻のあらすじと感想

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本編の6年後、臨死体験が見せる世界に迷い込んだことが明らかになったアリスたち。トランプの意味や脱出方法はわかっており、残すはキーナが持つという国家の安全を揺るがすという情報の謎だけとなりました。

8巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. 関係者が語るという切り口でキーナの過去が描かれます。暴力を振るう父、離婚した母からは放置され、継父からは性的虐待を受けていました。さらに、離婚して一緒に暮らしていない父が罪を犯したことでいわれのないバッシングを受け、世界のすべてを恨んでいました。東京から誰も居なくなれば良いと願ったキーナは、爆弾を仕掛け、警察の捜査が及んだところで交通事故に会い、意識不明に。

  2. アリスは、キーナとアジキと対峙します。銃を持ったアジキにミトとクキが襲いかかり、クキの持っていた銃でアジキの頭が撃ち抜かれますが、アリスをかばったキーナが撃たれます。

  3. 死ぬ前に爆弾の場所を語って事切れるキーナ。アリスとミトは、記憶を元の世界の持ち越すために、キーナの名前を自らの身体に刻みつけます。正気を取り戻しているのかいないのかよくわからないクキはその場に残りました。

  4. 意識を取り戻したアリスは、今際の路のことを忘れていましたが、部活の遠征試合に同行して京都まで行ったときに、景色を見て全てを思い出します。そのまま警視庁に電話し、キマリの伝言として爆発物の場所を伝えます。

綺麗に伏線を回収して終わりましたね。「今際の国」という設定を借りた人間ドラマって感じでしょうか。終盤に関係者が語るという切り口で過去を見せるやり方は、全く同じでしたね。

今際の路のアリス(8) (サンデーGXコミックス)

今際の路のアリス(8) (サンデーGXコミックス)

今際の路のアリス 8 (サンデーGXコミックス)

今際の路のアリス 8 (サンデーGXコミックス)

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