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今際の路のアリス / 麻生羽呂 / 黒田高祥(1)、京都から東京へ今際の路でサバイバルサスペンス

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今際の路のアリス(1) (サンデーGXコミックス)

「今際の国のアリス」のスピンオフ。作画は「正しいコドモの作り方!」の黒田高祥先生で絵に安定感があります。

「今際の国」ではなく、遥か離れた京都という地にアリスが迷い込みます。そこから、東京を目指す旅が「今際の路」。げぇむによるサバイバルバトルではなく、サバイバル・サスペンスの様相を呈しています。

キャラクター紹介

名前 トランプ 説明
小島亜里朱(アリス) ハートQ 主人公の女子高生、ソフトボール部に所属していた
佐野紀奈(キーナ) クラブQ 京都でアリスと最初に出会った女子高生
弥刀邦松(ミト) ハートJ 花火を上げて全員を集める若い男
九喜杜男(クキ) スペードK うだつのあがらない風の管理職のおっさん
富井幹比呂(トミー) ハートK 長距離トラックのドライバー
加納我文(ガモン) ダイヤK 全員をまとめるために進行役を引き受ける怪しい雰囲気の中年
金夏英(ハヨン) スペードQ 気の強い妹
金娥英(アヨン) ダイヤQ 物静かな姉
由良倫義(ユラ) ダイヤJ チンピラ風の私立探偵
安食柊(アジキ) ヤクザっぽいおっさん
木鞠隆一(キマリ) 黒いスーツを着たおっさん
クラブK すでに東京に向かった男

1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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人生は強制参加で80年かかるクソゲー、と思いながら日々を過ごしていたキーナは気が付くと遥かに年月の経過した誰一人いない京都にいました。当てもなく歩いていると自分と同じように京都に迷い込んだアリスと出会います。

目覚めるとポケットの中にトランプが入っていたと話すアリス、キーナも同じようにカードを手にしていました。このカードだけが元の世界に戻る手がかりだろうと話していると、突如花火が上がります。

花火の発射地点にアリスたちが向かうと、そこには自分たちと同じようにこの世界に舞い込んだ人たちが集まっていました。花火を上げたのはミト。ここでキャラクター紹介にあるメンバーが一堂に会します。集まったのは11人、クラブKだけは「東京に向かいます」というメッセージを大きく橋に残して1人ですでに出発していました。

全員が東京から京都まで飛ばされてきていたこともあり、足並みはそろいませんが、基本的には東京を目指すことになります。

  • アリス・キーナ・ミト・ガモン・アヨン・ハヨン・クキ・キマリの8人はトミーが修理したキャンピングカーで東京に向けて出発

  • トミーは、東京に単身赴任していて京都の実家に妻子がいることもあり残ることに。カードはアリスに託します。

  • 東京に行くことを拒むユラはその日の夜、何者かに銃で撃たれて死亡。

アジキが出発時間に現れず、8人で東京に向かって出発します。途中、滋賀県に入って琵琶湖沿いを行こうとしましたが道路が途切れていてそれ以上進めません。一度引き返し、新幹線の線路上を直進することに。

1泊した夜、アリスはキャンピングカーに隠されたダイヤJとスペードJを発見します。ダイヤJはユラが殺された時に無くなっていたカード。

いろいろ気になる伏線が貼られたサスペンスの様相を呈している1巻。ハヨンは銃を持っていましたし、スペードのJはアジキかキマリのカードしか考えられないんですが、キマリは犯人ではなさそうなんですよね。

今際の路のアリス(1) (サンデーGXコミックス)

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今際の路のアリス 1 (サンデーGXコミックス)

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2巻発売までに1巻のあらすじ感想を書きたかったけど、ギリギリアウトになってしまいました。

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