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モンキーピーク / 志名坂高次 / 粂田晃宏(12)、魔猿と安斎、頂上で起こる最後の戦い

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モンキーピーク 12

11巻のあらすじと感想

phmpk.hatenablog.com

ナタを持った巨大猿の登場によって、地獄と化した社員40人での登山レクリエーション。社員たちを狙う猿たちの正体とその動機が明らかになり、生き残っているのは主人公の早乙女と佐藤、安斎、林の4名のみ。

復讐に燃える林に毒を飲まされた早乙女と佐藤は、道中で田畑という学生を巻き込み、安斎を追いかけます。猿を操るトオルは安斎に殺されて、残りの猿は2体。

ほぼすべての伏線を回収して、12巻で完結となりました。

12巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. 初日に社員たちを襲った猿と合流した林。山頂に向かってくるであろう安斎と、トオルが心で暴走し早乙女に仕返ししようとする猿を迎え撃つことにします。

  2. 火縄銃で武装していた猿でしたが、トオルの側に居た魔猿は別格の身体能力であっという間に猿を殺します。早乙女が鎖で猿の動きを止めたところを、林が銃を構えますが、突如として田畑がナイフで林に襲いかかります。林はトオルの親友で、猿を助ける約束で山を登って来ていました。

  3. 林が倒れながら魔猿に銃弾を見舞ったところで安斎が登場。田畑がナイフで安斎を始末しようと近づきますが、安斎に日本刀を刺されて突き落とされます。このまま安斎勝利かと思われましたが、魔猿は生きており、早乙女たちと共闘を余儀なくされます。

  4. 魔猿との戦いの最中に助けに入る宮田。落ちて死んだかと思われていましたが、警察の死体がクッションになって奇跡的に助かっていました。魔猿が動きを止めたところで、宮野が火縄銃用の火薬を手にして右腕を犠牲にして頭を吹き飛ばします。

  5. 林は死の間際、毒の名前を告げ、早乙女を生き残らせることも計画のうちで、今回の大量殺人の語り部になってもらいたいと話します。それを聞いた安斎は、語り部は自分ひとりでいいと早乙女たちを殺そうとします。しかし、宮野は警察の無線機を隠し持っており、安斎の話したことは筒抜け。絶望した安斎は、早乙女に襲いかかりますが、決死の早乙女のタックルで致命傷を負います。

  6. 早乙女、宮野、佐藤の3人は救助されて生還。最終回のエピローグで、今回の事件が世論を動かして、薬害被害者たちにすごい額の寄付が集まったことが語られます。最後のページにあったのは、「モンキーピーク第一部完」というメッセージ。

早乙女たちの物語はこれで終わりですが、モンキーピーク-the Rock-として続編があるようです。出オチに近かったトオルと猿の過去とかを掘り下げても良かったかもしれませんね。

モンキーピーク 12

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モンキーピーク (12)完 (ニチブンコミックス)

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