「さよならソルシエ」「うせもの宿」の穂積先生の最新作。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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小学生の鉄雄は祖父の残したビデオにあった演奏に魅せられてチェロをはじめました。東京のコンクールで優勝するほどの腕前。弾きたい曲は2人で演奏する「チェロよさけべ」ですが、浪人生の兄哲郎はチェロをやめてしまっていて、クラスは誰もチェロを理解せず孤独な毎日を過ごします。
鉄雄の住む日良至(ひよし)の沖で大規模な海難事故が発生します。遭難して助かった橘郁未という少年が鉄雄の家にやってきます。海難事故で母親をなくして、身寄りがなくなっていました。
助かったときに「声が聞こえた」と話す郁未は、鉄雄だけに心を開き、鉄雄のためにチェロの練習を始めます。
鉄雄が小学6年生の夏休みになり、大学生となった哲郎が帰省してきたときに、蘇我百合子という女性が鉄雄の家にやってきます。死んだ祖父の旧い知り合いという百合子はイタリア在住のプロオーケストラ奏者にして、日本有数の世界的チェリストでした。
哲郎と鉄雄が栃木にいる母方の祖父の家に1週間泊まりに行っている間に、郁未は百合子が演奏している曲を聴いて覚え、帰ってきた鉄雄を驚かせようとして披露します。驚きを通り越して驚嘆する鉄雄、郁未が演奏したのは鉄雄も弾けない数あるチェロ曲において最も難曲といわれるドヴォルザーク チェロ協奏曲でした。
2人の天才チェリストの話でしょうか。百合子が郁未をスカウトして、鉄雄と一緒じゃなければ行かない、ってゴネる展開を予想。
- 作者: 穂積
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/01/06
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