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水色の部屋 / ゴトウユキコ、上下巻のあらすじと感想

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水色の部屋 (上)

「ウシハル」「R-中学生」のゴトウユキコ先生のマンガ。「水色の部屋」では、中学生ではなく高校生が描かれています。前作では明るくも笑える性への関心が止まらない中学生が中心でしたが、今作では大人へと近づいて暗く陰鬱な一面をもつ高校生たちが登場。端的にいうと暗い話です。

上下巻で簡潔なのでサクッと読めるボリューム。それぞれ帯には山本直樹先生と浅野にいお先生のコメントがあります。

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主人公はマザコン、ヒロインはメンヘラ、ヒロインの彼氏になる男はゲスなDV男。高校生の主人公の母親は32歳でシングルマザー。

  1. 主人公がヒロインのアドレスをゲスDV男に教えると、2人が付き合うようになる

  2. ゲスDV男はヒロインをハメ取りしたり、売春させたりする。さらに、マザコンの主人公の母親を襲う

  3. 主人公がゲスDV男を夜道で刺す

  4. ゲスDV男は病院から出られなくなり、ナースに体をおもちゃにされる。主人公とヒロインの2人は中退して中卒で働きながら同棲生活を送る

マザコン・メンヘラ・DV男の3人が交わっていく暗い話でした。どこまで堕ちていくのか気になってページをめくってしまう、そんな面白さがありました。

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