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自殺島 / 森恒二(11)、セイとリヴ夫婦が独立

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自殺島 11 (ジェッツコミックス)

自殺未遂者達が無人島に放り出されてサバイバルするマンガ、それが自殺島です。「ホーリーランド」や「デストロイレボリューション」の森恒二先生の作品です。

森先生の作品に共通するのは、主人公が暗さと秘めたる凶暴性を持つことです。

これまでのあらすじ

自殺未遂を繰り返す主人公セイは、国から指定常習者として南の無人島に放逐されました。同じように自殺未遂を繰り返してきた指定常習者たちがその島、自殺島にはいました。その島でも自殺を選ぶ人たちはいましたが、生きることを選択した人たちはサバイバルするために奮闘します。

時間が経つと、徐々に2つのグループに分かれていきます。セイのいる民主的なリュウとリョウのグループと、暴力的な君主制のサワダグループです。食料の奪い合いに始まり、徐々に2つのグループの抗争が激しさを増してきます。10巻は、トモがサワダグループに拉致された所で終わっています。トモは性同一性障害に苦しんでいました。

11巻のあらすじ(ネタバレ注意)

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トモを取り返すべく、リョウとセイたちはサワダグループに夜襲をかけます。一方、サワダはトモに暴行を加えて逃げられないようにしていました。リョウがトモのもとに辿り着きますが、トモは帰ることを拒否します。

セイは、仕返しとばかりにサワダ達と戦うことを主張し始めます。しかし、殺しあうことになれば双方に相当の被害が出ることは避けられません。またセイ自身も、自分がサワダと同じ暴力で全てを解決しようとする人間になることで、自己嫌悪します。

そしてセイとリヴは、グループを離れて自活することを選択します。島の北側は山になっており、人が住めそうなところが少ないためそちらに移住します。島の北側の海は、それなりに良い漁場のようです。セイがいなくなってサワダグループと戦えるんでしょうか。

自殺島 11 (ジェッツコミックス)

自殺島 11 (ジェッツコミックス)

カイのキャラクターが独特ですね。島に来てから自殺教唆で、最も多くの人間を殺しているんじゃないでしょうか。サワダグループにいますけど、このまま最後までサワダに付き従ってるとは思えません。

自殺島 1―サバイバル極限ドラマ (ジェッツコミックス)

自殺島 1―サバイバル極限ドラマ (ジェッツコミックス)

自殺島 2―サバイバル極限ドラマ (ジェッツコミックス)

自殺島 2―サバイバル極限ドラマ (ジェッツコミックス)

自殺島 3―サバイバル極限ドラマ (ジェッツコミックス)

自殺島 3―サバイバル極限ドラマ (ジェッツコミックス)

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