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自殺島 / 森恒二(15)、セイの矢を使った突入作戦、抗争に決着をつけたのはサメ

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自殺島 15 (ヤングアニマルコミックス)

自殺未遂者達が無人島に放り出されてサバイバルするマンガ。

島に放り出された自殺未遂者たちは、ときが経つと2つのグループ、サワダグループとリョウグループに別れ抗争状態に入りました。

サワダはセイに撃たれたオカモトという男の体を晒しあげて前面抗争を煽ります。リョウグループもリュウが仕切って山班と港班の二班に分かれて合図と共に一気に攻め込みます。しかし、サワダたちがいた集落はもぬけの殻。

サワダたちは、非戦力の男たちを人質にとって、校舎っぽい建物に立てこもります。セイは弓を使って屋上にロープをくくりつけた矢を打ち込んで、人質を助けに行くことを提案。

15巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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釣り糸を付けたセイの矢は屋上まで届き、矢に気付いた人質は釣り糸伝いに手紙とロープを受け取ります。ロープを屋上に固定し、リョウ・セイ・ボウシの3人が登っていきます。

リュウたちはサワダたちにセイが気付かれないようにするため、陽動を開始。パチンコで見張りの頭を撃って気絶させていきます。見張りのたいまつの動きがおかしいと感じたサワダは、人質の女やトモを裸にして人の壁を作ります。さらに自分だけは死角となる位置から、カイが人質に槍を突きつけます。どこまでも徹底して卑劣なカイ。

セイが人質の合間を縫って矢を撃とうとし、「この距離なら絶対に外さない」と断言。セイに気を取られたサワダは、背後からケンの接近を許し、頭にパチンコを受けます。距離を詰められたサワダは、あらかじめ括り付けてあったロープを掴んで窓から飛び出します。トドメを刺そうと放ったセイの矢も、致命傷にはなりませんでした。

イキルの鼻でサワダの血の跡を追うセイたち。サワダは、海に飛び込んで逃げようとします。サワダを追おうとする仲間を止めるセイ、この時間の海は危険だと経験で知っていました。海の中に血の匂いをばらまいたサワダは、サメに襲われて海の中に沈んでいきます。いくらなんでも、これで実は生きてたってことはないでしょう。

サワダを失い、戦意喪失したサワダグループを許せないリョウでしたが、サワダグループのヒロが自分の命を差し出すから他の人を殺さないでほしいという懇願を受けて、誰も殺さずに解放します。仲間を殺された以上、一緒に入られませんが、お互いに争わずに生きることを決めて元の場所に戻っていきます。

カイだけは身柄を引き渡されて拘束されます。そういえば、こいつは結局死なずに残っていました。もうできることはなさそうですが、カイの処遇を巡ってリョウグループでの議論が紛糾しそうですね。ただ、大きな山場は越えて、あと1巻か2巻で収束に向かいそうです。

自殺島 15 (ヤングアニマルコミックス)

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