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ウォール街のランダム・ウォーカー / バートン・マルキール、2016年の投資戦略と2015年の投資結果振り返り

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ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理

明けましておめでとうございます。このエントリをご覧になった皆様の2016年が良い年でありますように。

2015年の投資結果を振り返り、2016年の投資戦略について考えます。基本となる「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読み返しています。本書に書かれていることをいついかなるときも忘れないよう心がけたいものです。個人投資家にとって最も大きな武器は時間であり、少数が大勝ちするプロもシロウトもいる相場にあって平均をとれるインデックス投資はいつでもベターな選択肢です。

2015年の振り返り

忙しくて細切れの時間しか取れず、ほとんど投資について考える時間を取ることができませんでした。率直に言って、アセットアロケーションの現金比率だけが高まった感じです。概ね、現金:株式(or 債権 or その他リスク資産)が7:3に。

[2015年になった時点でのリスク資産の評価額&追加入金]の現在の評価額は+20%ほど。全然ダメってことはないでしょうけど、円建てでの評価なのでドル建てだと悲しい結果。

フリーランチで個人的に大きいと思ったのはふるさと納税制度。長野県飯山市に納税してPCをゲットしました。この制度って完全に格差拡大に貢献していますよね。さらに地方に召し上げられた税金は、おそらく(誰も幸せにしないという意味で)くだらないバラ撒きにしかならない。まあ税制の是非は置いておいて、利用できるものは徹底的に利用するのが、日本国民の勤め。

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2016年の投資戦略

マクロな視点で言うと、2年で2%インフレの目標を達成出来なかった日銀・安倍政権は相変わらずそのままインフレ期待を続ける態度のまま。政策の是非は置いておいて、数値目標にコミット出来なかった時に誰も責任を取らない文化は気持ち悪いので滅んで欲しいな。まあ円安は継続でしょう。東日本大震災やリーマンショックのようなイベントがあっても、狼狽したくはないですね。一気に信用が収縮するような事態では、分散投資も無意味。

結局私が取る戦略は2015年とほとんど変わりません。

  • ETFを使った分散投資を継続する

  • 単位株による株主優待を家族分活用する(保有を継続する or クロス)。現在の株価水準で追加で買う銘柄はなさそう。ファンダメンタルを調べる時間もありませんし、個別銘柄に新規で手は出しません。

  • ふるさと納税のようなフリーランチが得られる制度へのアンテナを張っておく

個人投資家にとって最も大きな武器は時間、と述べたんですがウォール街のランダムウォーカーでは、長期投資はリスクが小さいといった嘘が書いてあるんですよね。ETFを長期で積み立てるから低リスクとは限りません。

浜矩子じゃないですけど、日本株全体に私は明るい展望を持っていません。海外株(ETFを含む)の割合を増やしていくつもりです。低コストなインデックス連動の投資信託の選択肢が最近増えてきていて環境は良くなっていますからね。

ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理

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