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賭ケグルイ / 河本ほむら / 尚村透(6)、生徒会書記五十嵐清華と謎の建物でギャンブル「扉の塔」、次なる敵は百喰一族

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賭ケグルイ 6巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

アニメ化が決まった「賭ケグルイ」。

ギャンブルがすべてを支配する百花王学園で、生徒会を次々にギャンブルで打ち破っていく蛇喰夢子。次なる相手は、書記の五十嵐清華。

6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. 誰もギャンブルするところを見たことがない五十嵐清華でしたが、中等部時代は天才で通っており、中学生にしてすでに高校の全国模試で首位の常連でした。夢子とは、命を賭けてギャンブルに挑みます。

  2. ギャンブルは生徒会長百喰が用意した「扉の塔」。5階建ての塔で、5階から1階に行き、もう一度5階まで先に帰ってきた方が勝者。塔の構造は全貌が明かされませんが、すべての扉に数字の入力キーがあり、正答を入力しなければ次に進むことはできません。1ターン5分で、クイズを解いて扉を開いていって目的地に進みます。

  3. スタート地点の5階には壁面に6つの扉があり、数字は「168」「3c」「78」「b4」「f0」「12c」。1回まで直通の階段への扉には「12c」。床にある2つの扉には「1」「2」。

  4. 数字の正体は16進数で、16進数→10進数に変換して入力すれば正答。他の階も同様に数字を変換すれば正答となるクイズでした。着実に床への扉を開いていく五十嵐に対して、夢子は「塔が5分ごとに60度回転していること」「そのため直通の階段が6ターンに一度使えること」を看破して勝利します。

  5. 百喰は生徒会の解散を告げます。これにより生徒会長選挙が開催されることになります。百喰は、その選挙に百喰一族の人間も加えると宣言。

マンガをメタな視点で見ると、五十嵐の思考が見えて、夢子の動向が見えないように描かれたのは残念でしたね。天才という触れ込みの五十嵐の思考が凡庸で、夢子が塔の謎を解き明かして中央階段を使って勝利する展開が見え見えでした。

アニメ化が決まり、残るはラスボスの百喰だけとなったところで、一族を投入して露骨な新展開を持ってきました。「賭ケグルイ双」だけでなく、ギャンブルコメディの「賭ケグルイ(仮)」、生志摩を主人公にした「賭ケグルイ妄」まで始まって、進撃の巨人や7つの大罪と同じように、スピンオフで限界まで売上をあげようという姿勢が全面に出てきてほっこりします。

賭ケグルイ 6巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

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