早乙女芽亜里が主人公の、賭ケグルイスピンオフ。
3巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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壬生臣葵は芽亜里を「善咲会」に勧誘します。善咲会は、葵が作った生徒会を倒すための生徒組織でした。芽亜里は入会するかどうかの返事を保留。
芽亜里の入会に警戒心を抱く善咲会の幹部が、葵の婚約者で生徒会の美化委員でもある三春滝咲良。その三春滝咲良は、美化委員として賭場荒らしを繰り返す生志摩とサイコロを使った丁半バクチのギャンブルに勝利します。
三春滝と芽亜里は善咲会入会資格を賭けてギャンブル「宝探し」を始めます。仕切るのは聚楽。2人には宝の地図が渡され、より早く宝を探し当てたほうが勝者というシンプルなギャンブル。芽亜里にはハンデとして仲間と3人で宝を探すことが許されます。理由は、三春滝がギャンブルに負けて失うものがほぼ無いから。
宝の地図にかかれていたのは、8x4のマス目に描かれた数字。地図の意味を解読できませんが、宝のヒントを見つけ出し、これが楽譜を表現するものであることを看破します。
楽譜に見立てて曲名を当て、音がずれている場所がしめすところにある宝を見つける3人。しかし、三春滝も別の地図で先に宝を見つけていました。宝箱には使えない鍵もついていて、お互いの宝箱を開ける鍵になっていました。
2人は宝箱を奪い合ってダイス・ニム・ゲームのギャンブル。サイコロを振って出た目の数だけ碁石を抜いていって、最後の1枚を取ったら負け。芽亜里はイカサマのサイコロすり替えを仕掛けますが、三春滝が一枚上手で最後にイカサマを仕掛けてくることを読んで碁石を予め抜いていました。
三春滝は宝箱を開けますが、中から出てきたのは芽亜里が持っていた宝の地図。そのギャンブルが行われている間に、つづらが2枚の地図をあわせて初めて導き出される場所から本当の宝箱を見つけ出します。三春滝はダイス・ニム・ゲームが始まったときに、芽亜里に地図を見せつけてしまったのが敗因となりました。
負けた三春滝をあっさりと切り捨てた葵に対して、芽亜里は善咲会に入らないことを宣言します。
葵が生徒会に挑んで退場したのか、芽亜里に敗れて退場したのかは気になるところですね。負けたと見せかけて勝利していて、きっちり1巻で真キャラ登場からギャンブル終了まで描いていて内容が濃いスピンオフ。ぶっちゃけ本編よりも読み応えがあります。
賭ケグルイ双 3巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
- 作者: 河本ほむら,斎木桂
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