- 10巻のあらすじと感想
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10巻のあらすじと感想
大晦日に決着を付けることになったレゴシと、ヒグマの食殺犯リズ。
大晦日に決着を付けることになったレゴシと、ヒグマの食殺犯リズ。
10話と11話は、異世界?へ転移して、化け物たちと関わる話でした。大仏が出てきて未来かもと思わせる伏線がありましたけど、忘れちゃいそうです。
少年誌で始まる将棋マンガは最近、すぐに打ち切られてしまいがちですが、人間ドラマとして面白い作品が青年誌に出てきました。規定の年齢までに三段リーグを突破して四段(プロ)になれなければ退会となる奨励会。その奨励会で、年齢が来て退会することとなった人を、元奨と呼ぶそうです。
主人公の安住は、将来を嘱望された少年でしたが、プロになれず元奨として働いています。10代から20代をすべて将棋に捧げて結局プロになれなかった。野球やサッカーならよくあることで、楽しく人生を送れるのですが、将棋だとなんとも暗い雰囲気が漂うのがなんともいい感じです。