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DEAD Tube / 山口ミコト / 北河トウタ(1)、動画投稿サイトデッドチューブを巡って目の前で繰り広げられる殺人事件に翻弄される1巻

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DEAD Tube ~デッドチューブ~ (1) (チャンピオンREDコミックス)

原作山口ミコト先生、作画北河トウタ先生の学園スリラー。カバーが既に鮮血に彩られています。

山口ミコト先生は、トモダチゲームの原作者でもあります。

タイトルのDEAD TubeはYouTubeをもじった動画投稿サイトの名前ですね。映画研究部に所属する高校2年の町谷智浩が殺人ゲームに巻き込まれていきます。何が起こっているのかわからないままに、目の前で起こる殺人に翻弄される主人公。

1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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同級生で水泳部の真城舞に「2日間撮影して欲しい」と言われた町谷。2日間の撮影が終わったら理由を明かすという事で、引き受けます。条件は「何が起きても撮影を辞めないこと」。

撮影するのは本当にすべて。昼間だけかと思いきや2日間は48時間を意味していました。トイレからお風呂の中まで撮影させられる町谷。一人暮らしの真城の家に泊まり込みます。真城が寝ている間、結局一睡もできませんでした。2日目から急展開を見せていきます。彼氏の山本を紹介され、2人のデート風景を撮影していきます。その山本はかつて町谷にイジメを行なっていました。

廃工場に入って行為を始める山本と真城。「自分はなんてつまらない映像を撮っているんだ」と思う主人公の目の前で、真城が山本を殴り殺します。「綺麗に撮れた?」「すごく綺麗だった」というやり取り。急展開を通り越して超展開ですね。その後、報酬として500万円を渡されます。真城の殺人は、別の人物が容疑者として逮捕され、町谷には訳がわかりません。

罪を犯したけれど「勝者」だから罰せられないと語る真城。次なる撮影依頼は、「5日後に自殺する」と真城が言う映画研究部の監督。監督の大島佐柳は3年生で、長髪の美女。監督に撮影させて欲しいと言うとアッサリOKがもらえます。自殺なんかするはずがないと撮影を続ける町谷。映画研究部の宿泊を伴う映画撮影でしたが、自殺すると宣言された2日前にこれまた急展開。

映画研究部の樋口先輩、谷口先輩、多友先輩が次々に殺されていきます。「犯人は真城だ」という監督。「2人で真城を殺そう」と提案してきます。なんかもう急展開すぎて色々おかしい気がしますが、主人公の翻弄されてる感が面白い。

「どうしようもない違和感」を感じる町谷。誰かが自分に嘘を付いているはずと考えますが、誰のことも信じられません。自分の自殺をエサに学校の屋上に真城を呼び出します。3人が対峙した所で、真城に襲われたことになっているはずの水野マキが登場。真城を抑えて町谷にトドメを刺させようとします。縺れ合う真城と水野の余波で屋上から突き落とされる監督。

そこでスイッチが入って真城を殴り殺す町谷。そして「カット」という声が響くと死んだはずの先輩たちが登場。まったく訳がわかりませんが、関係者が全員「デッドチューブ」と呼ばれる何かの参加者であることが明かされます。撮影の目的は賞金。

超展開が繰り返されて、どうなってるのかまったくわかりませんが、2巻でちゃんと畳んでいけるんでしょうか。

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