強力な超能力を持ちながら、それを使おうとしない影山茂夫(モブ)が主人公のマンガ。モブのストレスが100%になると、莫大な力を開放して何かが起きます。
大量の霊能力者を集めて、大金持ちの娘に取り付いた悪霊の除霊が行われています。悪霊の正体はかつてその名を馳せた稀代の霊能力者である最上啓示(もがみけいじ)。自らが最強の怨霊になるために、大量の霊を取り込んでいます。モブは幽体離脱して娘にとりつき、娘の中で霊同士戦うことに。
100%になったモブと、取り込んだ全ての悪霊を開放した最上がぶつかっています。
9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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勇気を出してキラキラ顔になったモブですが、大量かつ巨大な悪霊の攻撃の前にバラバラにされて食べられます。取り込んだ悪霊達が捻れてモブが再生。器が壊れたモブは???%になって大きな衝撃波で悪霊を一掃。さりげなく爪にいたおっさんが、弱った最上の霊を捕まえて持ち帰ってました。
日常生活に戻ったモブは、肉体改造部の面々と頑張りながら友達も増えて少しずつリア充の道へ。そして対照的に師匠のほうが雲行きが怪しくなってきます。モブのクラスメートをバカにする発言をして反感を買い、一人でこれまでどおり口八丁手八丁で除霊依頼を解決していきます。うまく行っているかに見えましたが、テレビ出演の依頼が舞いこんだところでおかしくなります。
最上編で出てきた浄堂とかいうおっさんは、除霊の時に飛び膝蹴りをかまされて恥をかかされたのを恨んでいました。除霊と称して、テレビの前で悪霊に取り憑かれた男に除霊するも、何も取り付いていないことヤラセであることを指摘され、窮地に。あえてヤラセだと思ってやっていたんですがハメられていました。
その様子が放映されると大炎上。小保方、佐村河内よろしく大バッシングを受けて引き篭もり状態に。なぜか謝罪会見なるものが設定され謝らなければならないことに。そして謝罪の言葉が出るかという瞬間、土壇場でめんどくさくなっちゃいました。ここまでのシリアスなフリは何だったんだというくらい開き直ったセリフを連発「反省ってなんの話?」「俺に霊能力が無いことを証明できる人間がいるのか?」「詐欺だというけど被害者はいない」。
最後はモブに向けて「成長したな」という言葉を投げかけます。そのセリフで、モブが超能力を発動。会見場のすべてのカメラが宙に浮きます。師匠はいいヤツだ、ということで仲直りできたみたいです。
最後はツボミちゃんへの告白を賭けたマラソン大会がスタートしましたけど、この話は続くのかな。
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