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今際の国のアリス / 麻生羽呂(15)、今際の国の秘密の核心にせまった男の記録を見るアリス、特別編はチシヤとクズリューの戦い

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今際の国のアリス 15 (少年サンデーコミックス)

「げぇむ」をクリアして「びざ」を得なければ、問答無用でレーザーに焼き殺される今際の国。ねくすとすてぇじと称して、絵柄を割り当てられたゲームマスター側との戦いも後半。着々とぷれいやぁ側は絵札のげぇむをクリアしています。

絵札のげぇむ会場に入った参加者以外すべてをターゲットにしたスペードのキング・シーラビのげぇむがアグニの勝利に酔って決着しています。この時点で残る絵札のげぇむは1つだけ。もちろん、話が前後して描かれていなかったげぇむが描かれる可能性はありますが。確実だろうと思われるのはハートのクイーン。

ここまでで明らかになっているのは、ゲームマスター側もかつてはぷれいやぁ側だったということ。

15巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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げぇむではなく「いまわのくにのきろく」と題して、今際の国に来てから一部始終をビデオに収めている男の記録を見ることに。男の名前は亀山海斗、通称ウミガメ。びざの切れた人を処分するためのレーザーが毎夜降り注ぐ忌野国を記録しています。げぇむに順応するぷれいやぁや、少しずつ壊れていくぷれいやぁ、必死で生き残ろうとするぷれいやぁ。

げぇむをクリアしていき、ねくすとすてぇじに入るに至ってこの国の核心に迫っていました。真昼とともにでぃいらあの死体の指認証を使ってでぃいらあ達がいた部屋に到達。そこで出会った男は、最初からでぃいらあの存在を疑ってげぇむの仕組みを解き明かそうとしていました。びざの日付から今際の国はずっと7月をループしていることが示されます。ぷれいやぁによって入国日が違うというのも妙な話。男に案内されたキャンプで出会った女性は、脳に手術をした関係で今際の国に自分が来るまでの全てを覚えており、当日の「朝」に何かが空にいたことを話します。「あれは、花火なんかじゃなくて」と次の言葉を継ごうとした瞬間、無情なスペードのキングの掃射でみんな殺されてしまいます。そこまでが記録されたビデオを見ていたのはアリス。

15巻の後半は特別編チシヤのダイヤのキングとの戦い。冒頭ダイヤのジャックと麻雀で戦っているシーンから。何のひねりもない関西ルールでナシナシの麻雀。トップだけが勝利できる戦いで、リスクを背負ってあっさりと勝利します。チシヤが参加したゲームって一人しか生き残れないのが多いような。

絵札のげぇむに勝利してびざを手に入れるも、その足でダイヤのキングのげぇむへ。ダイヤのキングであるクズリューとの戦いに。げぇむは「びじんとうひょう」。参加者5人が0〜100までの数字のどれかを選び、平均✕0.8に最も近かった人以外がポイントを減点されて、マイナス10になると死亡。

げぇむが始まってから、ことごとく全員が入力する数値を予測して平均✕0.8を当てていくクズリュー。この状況を崩したのはチシヤでした。入力した数値は100、もちろん平均✕0.8が100になることは絶対にありえません。チシヤに感化されたダイモンという女も100を入力。チシヤとダイモンがそれぞれ数値を当てていきます。予測の付かない行動に、一度も数値を当てられなかった数学者と証券マンのおっさんが死亡。3人の戦いに。

3人になって新ルール「2人が同じ数字を選んだら、その選択は無効」が追加されます。これにより、ざっくり0、1、2〜100の3択の戦いに。全員数値かぶりは避けたいところ。まっさきに脱落したのはダイモン。クズリューと数値がかぶることを避けようと大きい数字を入れたところをチシヤが狙い撃ち。チシヤとクズリューの1対1の戦いに。2人では同じルールで継続できないので、再度新ルール追加のアナウンスが。15巻はここで終わり。

チシヤって頭脳タイプに見せかけたギャンブラーですよね。アカギっぽい雰囲気をまとってます。

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