自殺未遂者達が無人島に放り出されてサバイバルするマンガ。
主人公セイとリヴの2人は、グループを離れて自活することを選択。セイの居たリョウのグループは着々と生活基盤を整えていました。漁場を安全にするために、1日がかりの戦いでなんとかサメ狩りを終えます。
サワダグループは、女たちを使った襲撃で稲作農家出身で水田作りを指揮していたミノルを殺害。ミノルと仲が良かったボウシはサワダたちに対抗するために武器づくりに精を出します。リョウたちからの連絡を受けたセイとリヴは、自分たちに優しくしてくれた人たちを守るため、サワダグループと戦うために戻ることを決めます。
14巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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セイとリヴが戻ってくると、畑も広がっていて集落が発展していたことを感じさせます。全面的な抗争には躊躇するセイ。サワダグループに属していて、リョウグループに来た男から話を聞いてわかることは、サワダグループにいる人たちにとってはサワダが言うことが正しいように感じられるということ。サワダというカリスマによるマインドコントロール下にあることは明白。話を聞いたセイは、戦いを終わらせるために単独で闇に紛れてサワダを暗殺に行くことを決断します。
気付かれずに近くまで行き、絶好の狙撃ポイントから弓矢を構えますが人間に向けて射ることを躊躇した時に音を出してしまい、サワダたちに見つかってしまいます。回りこんで囲まれピンチとなった時に、自分を殺そうとする人たちに殺意のこもった矢を向けるセイ。囲まれていましたが、ケンとリュウの加勢もあって無事集落に戻ります。
サワダはセイに撃たれたオカモトという男の体を晒しあげて前面抗争を煽ります。リョウグループもリュウが仕切って山班と港班の二班に分かれて合図と共に一気に攻め込みます。しかし、サワダたちがいた集落はもぬけの殻。山を移動してリョウたちと入れ違いになってリョウグループのいた集落の場所に来たサワダたち。
サワダたちは残っていた女たちは非戦力の男たちを人質にとって、校舎っぽい建物に立てこもります。激しい攻城戦が展開されます。サワダは脅すかのように一人ずつ人質を殺していき、カイはリュウ・リョウ・セイの3人の命と引換に人質全員を助けることを持ちかけます。カイのこの外道っぷりはゆるぎませんね。ここで、武器作りをしてきたボウシがカイに対して、自分よりも低い最低の人間で何もないと見下し、人質交換を拒否して追い返します。自分と同じようなメンタリティを持つ人間だからこそ、カイの薄っぺらさを指摘できたボウシ。カイが初めて怯えた表情を見せます。
セイは弓を使って屋上にロープをくくりつけた矢を打ち込んで、人質を助けに行くことを提案。どんどんセイが戦士としてたくましい顔になっていってますね。戦いも終盤、この戦いの後はどうなるんでしょうか。
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