ふれると心が読める力を手にしてしまった高校生の三角関係青春ラブコメ。
あらすじと感想(ネタバレ注意)
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主人公の高校1年生、泉澤噪は、転校生の長永さとりに惚れられます。
さとりは触れている人の心を読む力があり、さとりが惚れた人には、その力が感染します。そのため噪も触れると他人の心が読めるようになりました。その力が消えるのは、恋心がなくなったときだけ。
噪は、同級生の結川美桜のことが好きだが、美桜は噪の親友の白瀬拓海のことが好きだということがわかってしまいます。
美桜が拓海に告白して振られます。
拓海は美桜のことが好きだが、3人の友情を壊したくないことと、噪の気持ちを知っていたことから美桜を振っていました。そのことを、心が読めるために噪は知ることとなります。
噪は相変わらず美桜のことを好きだったため、美桜にも触れると心を読める力が感染。
美桜は、感染する理由を知らないまま、力の説明を噪とさとりから受けて、拓海の心を知りショックを受けます。
噪は心が読めることで起こるすれ違いで親友たちが傷つくのを止めるために、美桜に告白して振られます。同時に美桜の力が消失。
さとりが引っ越していく。心が読めないまでも、3人の気持ちを知っていた拓海。噪が振られても3人の友情は変わらないという態度を受けて、拓海と美桜は付き合い始める。さとりが引っ越していってからも、噪の心を読める力はそのまま。
引っ越してからも半年間自分の気持ちを押さられなかったさとりは、自分の恋をすすめるために噪の前に再び姿を現します。
最後がやや打ち切りっぽく急展開していっちゃいました。さとりが、自分の恋を諦めるために噪の恋を応援する、というのが基本のストーリーでしたが、そうするには噪が善人過ぎましたね。というか悪意のある人がゼロなので、なかなか波乱の展開に持っていくのが難しかった=ネタを膨らませられなかったように見えます。
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