5巻のあらすじと感想
広がり続けるフクノカミの福を呼び寄せる力。祖母の経営がますます規模を拡大していきます。拡大とともに軋轢を生み始めますが、それに対抗するためかフクノカミは顔の違う3体に分裂。
6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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黒蓮さんは空き家だった家を購入して寧島に住み始めます。パチンコの進出で揉める島民のイザコザに巻き込まれたときに、刑事の酒巻とフクノカミについて会話します。酒巻はフクノカミが人ならざるものだとわかった上で、これまでに起こったことをすべて把握しており静観の構え。
パチンコの進出に関する説明会では、2体のフクノカミが対立していました。1体は島を豊かにするために人間の意思を統一して煽動する力を発揮してパチンコ屋に反対し、もう1体はカネの流れを操る力で島にパチンコ屋を開店させようとします。
図書室で受験勉強をしていた琉花は、関係がこじれている岩奈から及川に向かって琉花が及川のことを想っているという言葉を投げ込まれます。及川が否定したことで、告白もしていないのにフラれた形に。すると琉花の預かり知らぬところでフクノカミが急激に力を失ってフラフラになります。
及川が琉花にいつもどおり接して、マンガを貸しに来ると、急にフクノカミは力を取り戻します。酒巻は新登場した2体のフクノカミに「ヒトノカミ」と「カネノカミ」と名前をつけます。カネノカミはヒトノカミに攻撃を仕掛けて、ショッピングモールの屋上から突き落とします。
フクの見える草田に唆されて島にやってきたニシという男でしたが、島民に投資を進めるも大損させてしまい、フクノカミの怒りを買います。島の外の経済にまでは及ばないフクノカミの力。ニシはフクノカミのことを吸い上げ機と呼び、島を去る前に草田に「壊れかかってる」と不穏な言葉を発します。
- 作者: 堀尾省太
- 出版社/メーカー: 講談社
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