8巻のあらすじと感想
マコトたちがいなくなって10年後。五所さんはマコトに会うために、桜根が創設した「幸せの血」という宗教団体を追っていました。その宗教団体が暮らす集落の地下牢の中で、五所さんの叫びにより意識を取り戻した勇樹。桜根を突き飛ばしますが、桜根は信者たちを煽動して勇樹を殺させます。
信者たちによってバラバラにされて喰われる勇樹の聞こえない叫びで意識を取り戻すマコト。
9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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意識を取り戻し、拘束されていたマコトを助けたのは、電車でばらばらになって死んだはずのサクでした。生首だけの状態から10年かけて再生したサクは、あのときマコトを殺してやれなかったことを謝ります。研究所にいた人たちは全員サクに殺されていました。マコトはバラバラにされて脳だけで生きているノラを持って研究所を抜けます。
出てすぐに武装したヘリに襲われ、自分を置いて逃げろというサクの言葉に従い、マコトは後で助けに来ることを誓って勇樹のもとに向います。
勇樹の脳をすべて食べた桜根でしたが、吸血鬼になることはできませんでした。五所さんの胸を切り裂いて血をすすりますが、吐き出して、怒りのままに殺そうとします。そこにやってきたマコトは、桜根の体の中から聞こえる「コロシテクレ」という声を聞いて、首に噛みつきます。
五所さんと勇樹の2人に、どうやってマコトが絡んでくるのかと思っていましたが、サクの手で研究所を脱出するとは。マコトは吸血鬼を絶対に増やさないでしょうし、ノラも復活しなさそうなので、このあと五所さんに別れを告げて追手をまく展開になりそうですね。
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10巻のあらすじと感想
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