5巻のあらすじと感想
金田一少年の事件簿を、犯人視点からギャグ・コメディ調で描くスピンオフ。4巻ではとうとう待望の「地獄の傀儡師」高遠遙一が登場し、5巻では「黒死蝶殺人事件」「飛騨からくり屋敷殺人事件」「怪盗紳士の殺人」の3つの事件が描かれました。
6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
6巻は「異人館ホテル殺人事件」「墓場島殺人事件」「速水玲香誘拐殺人事件」の3つとおまけが2つ。
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異人館ホテル殺人事件の犯人不破鳴美は、その設定だけでお腹いっぱいになるくらい異端。自殺しようとしたときに、本物の不破鳴美が残した遺書と身元証明一式の人生やり直しセットを見つけ、さらに身寄りがないという偶然。そこから整形して、東大に合格、北海道警で警視にまで上り詰めるすごさをなぞるだけでそのままギャグになっています。最後のスプーンの持ち方がヒントになってしまうところまできれいに収まります。
「墓場島殺人事件」「速水玲香誘拐殺人事件」も、コーヒーに付けた砂糖の数が多かったことや、髭剃りをサボったことが証拠になったりして、割と間の抜けた仕草が決め手になっていたことがやはりコミカルに描かれます。
FILEシリーズは全部終わって、私が詳細に覚えている懐かしの金田一少年が出尽くしたところで、caseシリーズの予告。おまけで短編の「氷点下15度の殺意」とオペラ座館オーナーの嘆きが入っていました。
7巻の予告は「露西亜人形殺人事件」「魔犬の森の殺人」「銀幕の殺人鬼」。絵柄もやや雰囲気が変わっていってますが、これもほぼトレースで似せてくるんでしょうか。
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7巻のあらすじと感想
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