あの高校で起こった惨劇から1か月後、新たなキャラクターも登場して新章が開幕します。
4巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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さまざまな設定が次々に登場します。恋心が殺意に変わる病気IDや、IDの扱いを巡って対立する2つの組織C・I・Dとルーディメント。
IDの正式名称はIntellect Destruction。症状には5つの段階があり、主人公は最終段階の超人的能力者でした。IDが進行して獲得した能力はギフトと呼ばれます。
C・I・Dは、IDの根絶を目的とする組織。感情が欠落していてIDの感染可能性が低く、戦闘能力の高いメンバーで構成されています。
ネイブが率いるルーディメントは、IDの拡大阻止と治療法開発による資金獲得を目的とする組織。IDに感染し、自らの殺意に打ち勝った能力者でメンバーが構成されています。
C・I・Dに新たに参加した林という女性が登場。ID感染者を保護しようとする神城と戦い、超人的な目を持つ神城をものともしない戦闘能力を見せつけます。
神城のいるルーディメントでは、嗅覚の西橋、怪力の江藤、能力不詳で頭脳はを自認する川村というID感染者のメンバーが新たに登場します。ID感染者が集うクラブでぶつかりあうC・I・Dとルーディメント。
ネイブは学園祭騒動の首謀者だった3年生の尾上隆という生徒を突き止め、ルーディメントは尾上の家に行き、感染者として保護することになります。その尾上は、巨大財閥OGAMIグループの御曹司で、OGAMIグループとC・I・Dは旧知の関係にありました。尾上邸で2つの組織の総力戦が始まろうとします。
神城の前から姿を消した花園は、神城の目を持ってしてもかわせない攻撃を放つID感染者っぽいですね。ネイブはID感染者を問答無用で排除できる何らかの能力者でしょう。ちらっとC・I・Dが能力者を使わない理由説明で口ごもったシーンがわかりやすい伏線ですね。
普通の能力バトル路線としてみると、ちょっとインパクトに欠けるので、もう一味ほしいところですね。
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