結婚指輪物語 / めいびい(7)、明かされる指輪王の過去と深まる深淵王の謎

光・風・火・水・土の5つの指輪を集めて深淵王に挑みますが力及ばず、退却することになります。深淵王の黒い指輪に対抗するには、指輪のさらなる力が必要でした。

深淵王を倒す手がかりを求めてやってきたのは、ロムカにあるエルフの大書庫。そこで、サトウの前に深淵王と戦った指輪王について唯一記述された書を読み解きます。闇から生まれた魔物を倒す光の力を持っていた指輪王の正体は、畑で指輪を拾ったただの農夫でした。深淵王と戦うために5人の妻を娶り、力への誘惑からだんだん壊れていき、5人の花嫁の体で自分の欲求を満たすことに逃げる弱い人間でした。指輪王の死は、王から心が離れた5人の花嫁の裏切りによるものでした。
大書庫の奥に残された指輪王の腕が、サトウの指輪に吸収されます。その後、長老の企てでサトウたちは大書庫に閉じ込められ、いつもどおりのラブコメ展開に。
ネフリティスは強くなるために大書庫にある本で魔法について勉強し始めます。そこで、グラナートのような猫人が使う魔法についての情報を発見します。

1巻で一人ずつの花嫁の後、深淵王との決戦。7巻で指輪王の過去が明かされて、8巻以降は1人ずつ花嫁との絆を深めてパワーアップする展開になりそうですね。