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賭ケグルイ / 河本ほむら / 尚村透(4)、生徒会役員にしてアイドルの夢見弖ユメミとギャンブル「一流アイドル決定戦」

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賭ケグルイ 4巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

月刊ガンガンJOKERに連載されているギャンブルマンガ。ギャンブルで稼いだ金額がすべての序列を決定するという一風変わった校風の学園を舞台に、主人公の蛇喰夢子が超人的なギャンブルの強さを見せつけます。

学園を支配する生徒会の謀略で大量の借金を背負うことになりますが「借金つけかえゲーム」で勝利し、生徒会の美化委員長である生志摩妄と「ESPゲーム」で引き分け。

4巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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次に夢子にギャンブルを挑んでくるのは、百花王学園の生徒会役員にしてアイドルという夢見弖(ゆめみて)ユメミ、2年生の広報。

生徒会内部では生志摩が夢子に敗れたことを受けて、不穏な空気が漂っていました。不敵に笑って「しばらく学園を空けるわ」といってヘリで去っていく生徒会長。2年生で権力の座を狙う豆生田(まにゅうだ)とユメミは、会長不在の間に夢子を貶めるイベントを計画します。夢見弖ユメミはアイドルとして絶大な人気を誇っていましたが、裏ではファンの男性たちを汚らわしいものとして徹底的に嫌っているという一面を持っていました。

ユメミが夢子に持ちかけてきたギャンブル「一流アイドル決定戦」は、賭け金5000万円で負けると夢子はユメミと組んでアイドルユニットとしてデビューさせられます。何気に夢子のビジュアルは極めて優れているんですね。マンガだとみんな同じように綺麗な顔なんですが。ギャンブルを持ちかけてきた時に、ユメミからファンをただの金蔓とディスる発言を録音し、夢子と同じようにアイドル人生を賭けさせます。

ギャンブルの中身は、9つのミニゲームの勝敗で9つのマスにマルバツを記入して3つをタテ・ヨコ・ナナメのいずれかに揃えたほうが勝利するというもの。ミニゲームはどれもバラエティで出てくるようなイントロクイズや歌唱力対決といったもの。いずれもギャンブルを持ちかけてきた時に全部夢子も知っているもの。どのゲームをするかはダイスで決めます。

勝ったり負けたりで夢子がダブル立直となったところで、次のゲームは「利きファン」。実はここまでの展開が全部ユメミの手のひらの上でした。歌唱力はもちろん、辛子入りたこ焼きを食べてポーカーフェイスを保つゲームも勝つことは容易でしたが、衛星放送で中継されているこのギャンブルで逆転勝ちを演出するための演出。

利きファンは、ダイスの目で選ばれたファンの誕生月を当てるというゲーム。ユメミは自分のファンクラブメンバーのプロフィールを全て暗記していました。当てるファンはダイスで選ばれるとは言え、会場にいるのはほぼファンクラブのメンバーばかり。ここで夢子はダイスの目を操るという技を見せます。選ばれたのは芽亜里。もちろんユメミは誕生月なんて知りません。

紙に夢子が誕生月を書き込む時の手の動きから6を読み取り、さらに深読みして自分を嵌めるために正解は9と読んだユメミは9を書きますが、正解は3月。ここに来て芽亜里の誕生月を知らないというまさかのギャンブルに持ち込んでいました。書いた月の近い夢子の勝利となります。アイドルが出てくるバラエティよろしく低レベルなギャンブルなんですが、夢子が勝利してユメミにファンへの罵詈雑言が暴露されます。

1巻ごとに1人ずつ生徒会を倒していくという展開になってきました。ただ、夢子がギャンブルすると必ず勝つだろうって雰囲気も出ちゃってヌルい空気も出てきていますね。もっと嘘喰いみたいに最期までどうなるかわからないヒリつく展開を見せて欲しいところ。

4巻と同時発売で、早乙女芽亜里が主人公で、夢子が転校してくる1年前を描く「賭ケグルイ双」も出ています。こちらもどんな話なのか気になるので読んでみることにします。

賭ケグルイ 4巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

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賭ケグルイ双(1) (ガンガンコミックスJOKER)

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