モーニングtwoで連載している王道ファンタジー。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
生活の隅々にまで魔法が溢れている世界。主人公のココは、仕立て屋として働いていました。ある日、家の近くに来た魔法で飛ぶ羽根馬車が故障したときに、おだやかな日常が一変します。
羽根馬車を修理する魔法使いのキーフリーに、羽根馬車に魔法をかけるところを誰にも見られないように見張ってほしいと言われますが、好奇心に耐えきれず魔法をかけているところを見てしまいます。魔法はかけるものではなく、ペンで描くものだということを知ってしまうココ。
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ココは幼いころに魔法使いに渡された絵本とペンを引っ張り出します。絵本に描かれた不思議な模様を参考にして、ペンで紙に模様を描くと魔法が発動します。悪い予感を感じてキーフリーが駆けつけますが、一歩遅く、ココが絵本の魔法を発動させて母親を石に変えてしまいます。
この世界で最も重大な魔法使いの秘密「特別なインクを使って決められた魔法陣を描けば、誰にでも魔法が使える」ことを知ってしまったココ。
キーフリーは、ココに絵本とペンを渡した人物に心当たりがある様子を見せます。本来ならココの記憶を消すところですが、キーフリーが「彼ら」と呼ぶ何者かを追えなくなることから、ココを弟子入りさせます。
キーフリーのアトリエで、他の弟子たちテティア、リチェ、アガットと出会います。アガットの意地悪はありましたが、試験に合格して見習いとして魔法を習い始めます。
魔法使いの街カルンを訪れたときに、かつて自分に絵本とペンを渡した魔法使いの姿を見つけ、追いかけていくとカルンではない何処かに迷い込みます。ココを追いかけていったテティア、リチェ、アガットも一緒です。4人の前に姿を現す巨大なドラゴンと、ココを離れたところから監視するつば付き帽子をかぶった魔法使いの姿がありました。
美しい絵と魅力的なキャラクター、世界を取り巻く秘密が明らかになっていくという展開。楽しさ満点の1巻で続きが楽しみです。
2巻のあらすじと感想
- 作者: 白浜鴎
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