話題になっていたシティハンターのスピンオフ。
40歳の誕生日を迎えた独身で派遣の香。いまだにシティハンターに夢中で、マンガのキャラにキスしようとしてしまうほど。そんな香がシティハンターの世界に飛び込みます。
今流行の異世界転生モノと言えるかもしれません。漫画の中で漫画に飛び込むというシュールなギャグ。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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仕事帰りの駅、事故で列車が来たときに線路に落ちた香でしたが、気がつくと女子高生の姿に戻ってタイムスリップしていました。自分の実家に電話をかけますが、その電話番号は使われておらず途方に暮れます。町中でひとりうろたえる香を助けたのは、あの冴羽獠でした。夢じゃなく、あのシティハンターの世界にいることに気づく香。
本物の香と出会い、ややこしいので漫画家目指してた頃のペンネーム西園寺沙織を名乗る香。そこから記憶喪失になったという体で、シティハンターの漫画の世界を追体験します。
海坊主が登場し、香が3M棒を持っていることから、159話であることを直感する沙織。クライマックスの獠と海坊主の決闘シーン見るために奮闘しますが、微妙に本編とずれた展開になっていき、悪戦苦闘することになります。
完全にシティハンター読者を対象にしたギャグ漫画ですが、北斗の拳いちじ味よりも物語重視。ただキャラが登場するだけじゃなく、絵柄と性格そのままに、沙織とのやり取りが入ってきて面白いです。
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