1巻のあらすじと感想
中堅中学受験塾「桜花ゼミナール」を舞台に、講師視点で中学受験の世界を描くマンガ。生々しいお金と母親の狂気、素質が物を言うであろう受験教育の世界が魅せる注目のマンガです。主人公は、新人として入社した佐倉麻衣。
2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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志望校を固め始める時期、転塾を防ぐことも重要ということで、持ち偏差値より10~15ポイント高い学校を設定するよう促すべきだと主張する黒木。現状の不満をうまく掬い取る手管を披露します。
父親はスマホゲーに夢中で、母親の意識だけが先走っている家庭に対しては、塾こそ「課金ゲーだ」と言い切ります。自分たちは、お金をかけたものが圧倒的有利なシステムで成り立っている職業が、教育者などありえないと言い切る黒木に、佐倉は反論できません。
純粋に教育者目線で子どもたちに相対する佐倉と、クールに経営者目線で話す黒木のやりとりは相変わらず面白い。親目線で見ると、素質のある子供じゃないと塾に入れる気になりません。
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3巻のあらすじと感想
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