シリウスで怪物王女ナイトメアと並行して連載しているのが、この時間停止勇者。なろう系のテンプレを借りて、ゲームの世界の中に入ったチート能力持ちの主人公が描かれます。
サブタイトル「余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる」とあるように、72時間の制限の中でクリアを目指して奮闘します。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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牢屋に囚われながら、女盗賊ニーニャのパンツを抜き取って「時間を自由に止めることができる」と豪語する主人公の葛野セカイ。現実世界でTweetが炎上して、逃げ出したいと思ったら見知らぬゲームの世界に入っていました。
中世ファンタジーゲーム風の世界、手にはゲームのコントローラ、視界の端に表示された制限時間表示。ゲームのコントローラをいじっていると、ポーズでいくらでも時間を止められることに気づいたセカイ。牢屋に居たのは、ステージボスと思しきモンスターと戦うイベントを進めるためでした。
ボスの体は硬く、時間を止めても傷一つ付けられません。筋トレしまくって、弱点を調べまくって275日も時間を止めてようやく勝利。しかし、ステージクリアとはなりません。2か月近く時間をかけて、洞窟のゴーレムを倒してもダメ。
その後もなんやかんやあって、残り時間が24時間を切りそうになってきたところで、女盗賊ニーニャとダークエルフで魔法使いのフューリィを仲間に加えます。
ゲームの世界はアヴァルトで一度やった設定ですが、今度はよりシンプルでコメディテイストが出ています。怪物王女で安定した人気の連載を続けつつ、次なるヒットを模索している感じですね。
- 作者:光永 康則
- 発売日: 2020/01/09
- メディア: コミック
2巻のあらすじと感想
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