1巻のあらすじと感想
異世界に転移して、時間を止めるという圧倒的なチートを手にした葛野セカイ。しかし、ゲームをクリアするまでに与えられたのはたったの3日、72時間しかありません。牢屋に入ってステージボスと思しきモンスターを倒すも72時間のカウントは止まらず、残り時間が24時間を切りそうになってきたところで、女盗賊ニーニャとダークエルフで魔法使いのフューリィを仲間に加えます。
2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
広告
時間が無くなってきたセカイでしたが、廃村を襲うゴブリンを倒すとステージクリアとなります。クリア前日に、時間を有効に使いたいということで、フューリィに何か話を持ちかけます。残りカウンターはゼロになってから再び3日間の猶予を示し、ゲーム世界からの解放はなりませんでした。
セカイが以前にサンドワームを倒すときに剣を借りた剣聖だという女性が登場し、セカイに襲いかかってきます。時間停止を理解していなくとも、何か動きを見せた瞬間に斬りつけてくる剣聖によってセカイは深手を負います。何か月もかけてひたすら回復して、再び剣聖の前に立つセカイでしたが、相手が強すぎるということで全面降伏してことなきを得ます。
次のクエストは東の塔。最初のクエストクリアの前にフューリィに教えてもらったゴーレム錬成魔法を使い、ゴーレムの岩吉にトラップを解除させつつ進んでいきます。ボスのコカトリスも石化攻撃に時間を止めたまま飛び込むという失態はありましたが、岩吉がその身を犠牲にしてコカトリスを倒してクリアとなります。
時間を止められる最強チートがあってもうまくいくわけではない、というところで笑わせてくれるマンガです。シュールなコマがたくさんあって、2巻も楽しいですね。
広告