7巻のあらすじと感想
カコの正体を追い求めて故郷の島根までやってきた岩野。中学生の時に初めて付き合った彼女である舞に会いに行きます。
8巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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ラウンジで舞と話した後、仕事終わりに「首に南京錠をつけた女」について心当たりが無いか聞きますが、何も知りませんでした。わざわざ自分に会いに来たのは、中学生の時にできなかったことををしたいからだろうと迫る舞。岩野は拒絶します。
岩野を追いかけていれば南京錠の女にたどり着けるだろうと見ていた刑事の西田は、舞の自宅近くで張っていたときにとうとうカコの姿を見つけます。職務質問だと行って近づき、岩野の名前を出したときに動揺した様子を見て自分が追っていた女だと確信。しかし、カコにハンマーで殴られて殺されます。
カコが西田を殺す様子を窓から目撃した舞。西田は死ぬ前に岩野に「逃げろ」と連絡します。カコの首から背中に傷があるということを口走って事切れる西田。
カコは拘束していた藤森のもとに向かい、お別れだと言ってその手にかけます。舞から連絡を受けて、カコが西田に襲いかかっていたことを聞いた岩野は、唐突にカコの正体に思い当たります。そのまま走り出して向かった先は、蒸気機関車の置かれた立入禁止の公園でした。そこでカコがすでに待っており、岩野はカコの正体を「合原陽太」だと言います。
読者が推理できる要素は皆無な展開でしたが、カコが性転換した元男で同級生だというところまで明らかになりました。9巻が最終巻。岩野はとにかく昔から性欲のままにとんでもないことをしでかしてきて、都合よくそのことを忘れていた、という設定のようです。
- 作者:河野那歩也
- 発売日: 2019/09/28
- メディア: Kindle版
- 作者:河野 那歩也
- 発売日: 2019/09/28
- メディア: コミック
9巻のあらすじと感想
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