異能(シギル)という力を与えられたプレイヤー達がポイントを奪い合うダーウィンズゲーム。
最大のクランであるエイスを制して宝探しゲームをクリアしたカナメたちは、ダンジョウ倶楽部というエイスに次ぐ巨大クランで修行。その後、どのクランにも属さず単独でダーウィンズゲームランキング1位という超人キャラの劉雪蘭(リューシュエラン)が登場。
「カナメを自分の手下にする」という目的でカナメをダンジョウ倶楽部から誘拐。囚われではありますが、ランキング1位のシュエラン対カナメのクラン「サンセットレーベンズ」の戦いに突入。
7巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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十手でシュカの異能である鎖をいなし、ラプラスの予知能力をはるかに上回る速度で攻撃を仕掛けてきて反応が間に合いません。しかし、囚われたカナメが能力で酒瓶を生成し、ソータの凍結能力とあわせて相手の車を走行不能にします。双方の車が使い物にならないということで痛み分けに。最初にシュエランが持ちかけた条件だとカナメたちの勝利。なんとシュエランがカナメのクランに入ることに。といってもこれからも単独で自分の目的のために動くようです。
エイスの王(ワン)は、宝探しゲームでのカナメに負わされた屈辱を晴らすために強硬手段に出ています。1巻で出てきていたカナメのクラスメイトである篠塚ヒロを拉致し、両腕の指をすべて切り落とした写真を「スドウカナメ君へ( ^ω^)/」というタイトルと共にネット上にばらまきます。お面をかぶっていますが、ヒロを囲んでいるのは明らかにエイスとわかるもの。
写真を解析してエイスの潜伏先を突き止め、すわサンセットレーベンズとエイスの全面対決かと思いきや、潜伏先の港湾倉庫に先に到着したのは警察。刑事のおっさんとその上司である綾小路がカナメと接触してきます。警察に協力しろ、という綾小路の提案を蹴るカナメ。綾小路は警察官として、ダーウィンズゲームで世間に被害が出るのが許せなかったんですね。事態の深刻さを明らかにするためにあえて警官隊を突入させて、エイスと戦わせます。素手の「空手使い」ケーイチと銃を持つ警官隊の戦いは、風を操る異能を持つケーイチの一方的な虐殺に。
エイスに拉致されているヒロにシュカの鎖でこっそりとスマホを届けるカナメ。王の射程範囲は超危険と見てのこと。そのスマホで舌でボタンを押してダーウィンズゲームに参加するヒロ。すぐさま異能に目覚めます。周囲の物を自在に動かすサイコキネシス、結構強力な異能。その異能で王に挑みます。
しかし、カナメが突入した時には、ヒロはバラバラになって段ボール箱の中。それを見て何かのスイッチが入るカナメ。これまで可能な限り犠牲を出さないように戦っていたように見えましたが、王の部下をためらわず射殺します。ダークサイドに落ちちゃったかな。
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