3x3 EYES 鬼籍の闇の契約者 / 高田裕三(2)、絶大な力で世界平和を実現するために仲間を集める喜一とウロボロス

1巻のあらすじと感想
2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
3巻のあらすじと感想

1巻のあらすじと感想

phmpk.hatenablog.com

海底に沈んでいたサンハーラ神殿に眠っていた「闇」が、人間たちが神殿の資源を手に入れようとしたがために行動を開始します。かつてウロボロスと呼ばれた闇が選んだのは、その瞬間に日本で自殺しようとしていたごく普通の高校生である鳥谷喜一。喜一は、世界を滅ぼすこともできる絶大な力を手に入れ、争いのない平和な世界を作ろうと行動を開始します。

サザンアイズの最強キャラであるベナレスは、月の裏側へ瞬間移動した喜一によって封じ込められます。1巻から、いきなり倒すべき敵が出てくるという、怒涛の展開でした。

2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

喜一の思考を学習した闇は、「人類の望みを叶えてから、代償として私の望みを叶える」と言います。喜一は、「人類の望みは平和だ」と言い、平和にする方法を探しに、八雲たちの前から姿を消します。パールバティーも一緒に連れ去るスキウロス。
喜一は、反政府ゲリラに殺されそうになっていた少女エネバや、テロの犠牲になったキーファを救い、平和にするための方法を模索。
八雲やカーリーたちは、ラートリーやアマラに協力を請いに行きます。八雲たちを助けるために、ノルマルテやゲゲネイズも集合。命が尽きつつあったカーリーは、時を遡り過去の自分に意識をおくる秘術を発動させようとします。
離れた場所にいるパールバティーがピンチになったことで無限の力を発動した八雲は、地球全土にソナーをうって、居場所を特定し、依子の思念波で助けに向かいます。

喜一は順調に闇の力を使いこなして強くなっていますね。カーリーが時間を遡るという、また解釈がややこしくなりそうな秘術を発動しちゃいました。残る気になる伏線は、闇の狙いとスキウロスの企みあたりでしょうか。