7巻のあらすじと感想
チェリートン学園で起こった食殺事件の犯人に背後から襲われたレゴシ。自分の非力を痛感して、鍛えるために裏市にいるパンダのゴウヒンに会いに行きます。
8巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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ゴウヒンに綺麗さっぱり頭の毛を刈られたレゴシ。生肉を前にして耐える修行に身を投じます。肉食動物としての顎の力はどんどん弱まりますが、草食動物と同じく手足の力は強くなっていきます。
シシ組の組長となったルイは父親の前に行き、退学届にサインしろと迫りますが、ルイを見出した父親の迫力に押されて退学届は休学届となります。裏市で、修行のための肉を買うレゴシを見つけ、レゴシもまたよくいる肉食獣に堕ちたと勘違いしてショックを受けるルイ。
その他、草食動物オカピで裏市で働くストリッパーのコスモや、草食動物たちと仲良くしたいメスヒョウのシイラ、動物たちの間で流行しているFacebookとインスタを合わせたようなSNSのビーストブックにまつわるエピソードが登場します。
犯人については、哺乳類の肉食獣のオスでかつ、レゴシよりも体格が大きいことが確定しましたね。ビルではないとすると、これまでに登場したキャラの中にはいないような。
メスの肉食獣の始点は面白いですね。肉食獣と草食獣は、現代社会だと男女のメタファーとして解釈できますが、そのなかにもそれぞれオスとメスがあることで、より複雑な人間(動物)関係がいろいろ展開できそうです。
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9巻のあらすじと感想
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